そんな小出の不祥事だが、下の名前が同じ「けいすけ」つながりの因果か、事務所の大先輩であるサザンオールスターズ・桑田佳祐にも“火の粉”がふりかかってしまったというのだ。
桑田は今月22日に都内で行われた、落語家の桂雀々の芸歴40周年記念の独演会にゲスト出演し、その模様を一部スポーツ紙が報じた。
「桑田は第一部、さんまは第二部の対談ゲストとして招かれた。当初、2人が共演する予定はなかったが、雀々の粋な計らいで共演することになったようだ」(落語関係者)
さんまが初プロデュースした動画配信サイト「ネットフリックス」のドラマ「Jimmy〜アホみたいなホンマの話〜」でさんま役を演じたのが、よりによって小出。しかし、飲酒・淫行騒動の影響で配信できるか危ぶまれる状況だ。
そんな中、記事によると、第二部のさんまとのトーク中、雀々が桑田を呼び込み。さんまは「小出恵介君、アミューズやねん。同じ会社やないかい。佳祐と恵介の“Wケイスケ”や」とさっそくネタにしたという。
すると、桑田は申し訳なさそうに「このたびはどうも…」と土下座せんばかりに正座。それでも、さんまは「こっち(桑田)が稼いだカネで(小出の)損害賠償を払うねん。一生懸命歌って稼いできたカネで」と桑田を思いやったという。
小出の不祥事により、NHKの主演ドラマは放送中止となりお蔵入り。そのことも、桑田の活動に影響を与えそうだというのだ。
「桑田は放送中の朝ドラ『ひよっこ』で主題歌『若い広場』を歌っているが、NHKの新会長となった上田良一氏が『歌詞が意味不明』と発言したことが話題に。その点では桑田サイドに大きな“貸し”があったが、小出の件で逆に“借り”ができてしまった。そのため、NHKから桑田に紅白のオファーがあれば断れるはずがない」(音楽業界関係者)
小出はたっぷり桑田に謝罪した方がよさそうだ。