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小出恵介 示談成立も大阪府警が任意で事情を聴く方針

 大阪市内での17歳の女性との飲酒および淫行で無期限活動停止中の俳優の小出恵介だが、大阪府警が府青少年健全育成条例違反の疑いもあるとみて、小出と相手の女性から近く任意で事情を聴く方針を固めたことを、一部全国紙が報じた。

 小出は先月上旬、主演ドラマの撮影で訪れていた大阪市内で17歳の女性らと飲酒。さらに、この女性と宿泊先の市内のホテルで淫行に及んでいたことが「フライデー」(講談社)で報じられていた。

 それを受け、所属事務所は小出に対し無期限活動停止の処分を下した。その後、女性が小出に示談金として500万円を要求していたことを一部が報道。報道に対し、女性は「週刊文春」(文芸春秋)などで小出から示談金として200万円を提示されたことを明かすなど反論していた。

 そんな中、また所属事務所は15日、女性との間で10日付で示談が成立したことを発表。示談の内容は明かさなかったが、警察の捜査については、「(小出さん)当人に全面的に協力させ、当人が負うべき責任と義務を誠実に全うさせる」としていた。

 騒動は収束したと思われたが、一部全国紙の記事によると、人気俳優が関わった一件で社会的反響も大きく、府警は「フライデー」の報道直後から情報収集を開始。今後、2人から任意で事情を聴き、小出側が女性を18歳未満と知りながら一緒に飲酒して淫らな行為に及んだのかどうかや、女性を脅して不安にさせたりするなどの行為がなかったかを確認するというのだ。

 「事務所は当面、小出の会見がないことも発表していたが、おそらく、府警の事情聴取がまだ終わっていないことから、小出のうかつな発言を恐れて会見をセッティングできなかったと思われる。すべてが終わってから会見することになるのでは」(全国紙社会部記者)

 大阪府青少年健全育成条例の罰則は、最高で2年以下の懲役または100万円以下の罰金と決して軽くはないが、刑事罰が下されれば事務所からもっと重い処分が科せられることもありそうだ。

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