みのもんた(本名・御法川法男)の次男で日本テレビ勤務の御法川雄斗(31)が、窃盗未遂容疑で逮捕され波紋を広げている。
容疑は8月13日午前1時10分ごろ、港区新橋の『ローソン新橋五丁目店』で、不正に入手した他人名義のキャッシュカードを使って現金を引き出そうとした疑い。
みのには2人の息子がいる。慶応アメフト部出身の長男はTBSの制作畑勤務。その入社も、決まっていたにもかかわらず、単位が足らなくてぎりぎりまでもめたという。
そして、今回逮捕されたのが日本テレビ勤務の次男で、スポーツ局(サッカー番組担当)に在籍している。その次男は明らかにコネ入社といえよう。
「次男が入社した8年前はみのの全盛期。日本テレビの『午後は○○おもいッきりテレビ』を月曜から金曜のベルトで出ていた。日テレには氏家齊一郎ワンマン会長が君臨し、みのはよく氏家会長と食事をしていた。次男の入社を氏家会長に頼んだのは間違いありません」(日テレ関係者)
日テレでは毎年のようにコネ入社が疑われる社員が目立つ。
「最近では『嵐』櫻井翔の妹や、背後に森喜朗元首相の存在が囁かれる杉野真実アナらの名前が浮上しています」(テレビ業界事情通)
ただ、コネで入社しても実力があればいいが、みのの次男のように手癖が悪いのは困りものだ。
今回の事件で、日テレは社員採用形態の見直しを迫られている。
「日テレでは毎年アナウンサー4〜5名を含め、制作・営業・総務・人事等で25名から30名ほど採用している。うち3〜4割はコネ入社とみられている。この比率を下げる形で見直し、さらに、入社候補者の大学・高校時代までの私生活を探偵を使ってでも徹底的に調べるしかないと判断したようです」(前出・日テレ関係者)
みのも報道番組の出演を自粛するというが、日テレはコネ入社を絶つことができるか。