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「悶絶レジャー」巨大ガンダム像の次はコレ!ギネス登録の超巨大・牛久大仏像を拝む

 お台場に大勢の観光客を集めた全長18メートルの巨大ガンダム立像に続き、今度は神戸市内に全長15メートルの鉄人28号立像が完成して話題を集めている。いずれも実物大がウリであり、世はまさに巨大立像ブーム。しかし、両者ともフィクションの産物のくせにスケールが小さくないか。その点、茨城県牛久市にそびえる「牛久大仏」は全長120メートルと桁違いで、ギネスブックにも登録されている超メガ立像。一度見学に行ったほうがいい。

 都心から電車で約1時間。のどかな田園風景に突如現れる巨大大仏は、圧倒的な存在感をみせつける。大仏といえば奈良と鎌倉がメジャーだが、デカさでは牛久大仏にかなわない。なんたって総重量が4000トン、顔の長さだけで20メートルにも達する。これは自由の女神の3倍のスケールで、奈良の大仏が掌に乗るほど。マイナーながらも世界に誇る大仏様なのだ。
 さて、敷地内に入ってみよう。大仏にたどり着くまでには賽銭箱を2つ乗り越えなければいけない。スルーするのは気が引けるので、最低でも五円玉を2枚用意しておく必要がある。足元から見上げる大仏は圧巻だ。
 胎内ではエレベーターで胸の位置まで上がることができる。特筆すべきはエレベーターガールが常駐していること。しかもかなりのベテラン。こちらも世界最高齢のエレベーターガールとしてギネスブックに申請できそうなほどだった。

 地上85メートルから見渡すと関東平野が一望できる。天気が良いと富士山まで見えるという。絶景とはまさにこのことで、日ごろのストレスがいっぺんに吹き飛んでしまった。
 最近、近くに大規模アウトレットができたため、「あれは何だ!?」と寄り道する参拝客が増えたという。「閉館時間の変更も考えているんですよ」と売店のおばちゃんがうれしそうに話してくれた。
 大仏の足元には2万平方メートルの花畑が広がり、春はホピーやかすみ草、いまの時季ならばコスモスなど季節折々の花が咲き誇る。隣接する「りすとうさぎの小動物公園」では猿の曲芸を毎日開催、家族連れやカップルでも楽しめる。
 意外と…なんていうと怒られるが、見どころ満載の巨大大仏。アニメのヒーローではないけれど、ガンダムや鉄人には負けていない。
   
 【アクセス】茨城県牛久市久野町2083(JR常磐線牛久駅からタクシーで約15分)。大仏胎内を含むすべての拝観が大人800円、小人400円で済む。営業時間は平日午前9時半から午後5時(土日祝日は5時半まで)だが、季節によって異なるという。問い合わせは浄土真宗東本願寺派本山東本願寺

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