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殺到「関東連合」元リーダー初公判

 2010年に、歌舞伎役者、市川海老蔵の“灰皿テキーラ”事件で一躍注目を集めた、『関東連合』元リーダー・石元太一被告(31)の初公判が昨年12月18日、東京地裁で開かれた。

 石元被告は詐欺罪で起訴されている。複数人の共犯と、いわゆる“パチンコ攻略詐欺”で多額の金銭をだまし取った罪だ。
 「いわゆる“半グレ”集団に注目が集まっている上、関東連合は最近にも六本木のクラブ『FLOWER』での男性撲殺事件に関与していることが明らかとなったからか、法廷には司法記者だけでなく、その他マスコミも多く詰めかけていました。石元被告はスーツも靴下もグレーでキメて出廷していましたが、勾留生活のせいかロン毛に拍車がかかり、肩にかかるぐらいの長さになっていましたね。背筋を伸ばし、堂々とした様子で傍聴席を見回していました」(司法記者)
 その様子からもわかる通り、罪状認否では「全く身に覚えがありません」と完全否認の構えを見せ、弁護人も無罪を主張している。

 起訴状によれば、石元被告は共犯らとともにネット上に『らくちん、簡単、高月給』などの広告を掲載。パチンコの打法で収入が得られるというように触れ込み、被害者らに、まずは登録料として約1万9000円をだまし取り、それ以降も口座に数十万円から百数十万を振り込ませたという。
 この手の詐欺にだまされてしまう被害者も少々迂闊に見えるが、被害者は他にもいるようで、さらに追起訴が続く事もわかっている。
 「傍聴席には知人とおぼしき目つきの鋭い男性やスーツの男性らがおり、石元被告は彼らを見て会釈するなど、いかにもワルの裁判といった雰囲気でした。石元被告はどのように否認を貫くのでしょうね」(同)

 長い裁判になりそうだ。

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