「同紙が『韓国・カンボジア嫁愛人』との表題で取り上げたのは、カンボジア女性と中韓男性の結婚について。特に韓国人男性との結婚は詐欺が多く、カンボジア女性が愛人扱いされるケースが多発しているというのです」(東南アジア情勢に詳しいジャーナリスト)
実際、記事には非道な目にあった女性たちの声が掲載されている。「韓国に着くと、部屋に何人もの女性が並ばされ、その中から夫が妻を選びました」「韓国では妻が夫の浮気を気にしない。だから、男性はカンボジア女性を愛人にする」との悪質さが暴露されているのだ。
もっとも、こうした悪質な結婚ビジネスは、数年前から横行していたという。
「実は、中韓の農漁村はここ数年、深刻な嫁不足に陥っていた。貧困で純朴なカンボジア、ベトナム、中国の西、ロシアに近いキルギスなどまで嫁さがしが活発化していたのです」(同)
その先兵になったのが、韓国の結婚斡旋所だ。「○○国女性は絶対逃げない」などの露骨な広告で男性客を募り、30万円前後を支払わせる。「妻」となる女性の両親に2〜3万円を渡してカンボジア、ベトナムなどで嫁候補を集めて品定めさせ、男性が気に入れば“お持ち帰り”できるシステムを構築していたのだ。
「ただ、その際に男たちの前で全裸にされたり、レイプまがいの行為をされることも。また韓国は男尊女卑が酷く、結婚したら性暴力やDVが起きることが多く、過去にはベトナム女性が婚姻後10日で殴り殺される事件も発生したほどなのです」(全国紙外信部記者)
このためカンボジアでは'10年に一時、「韓国人との結婚禁止」法を発布。同様にベトナム、キルギスでも韓国男性との結婚に「純粋な結婚ならば」との条件が付記されたほど。日本の慰安婦問題を糾弾するなど、お笑い草の状態なのだ。