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騒動の余波で破綻した芸能人たちのブログビジネス

 昨年12月に入札のたびに手数料がかかるペニーオークション詐欺事件をめぐり、自身のブログに「うその落札」を書き込んだタレントのほしのあきが先日改めて謝罪したが、ほしのの件がきっかけとなり一躍注目を浴びたのが、芸能人がブログやツイッターで読者であるファンが商品の広告と分からないように宣伝する「ステルスマーケティング(以下ステマ)」だった。

 「広告代理店の間にはブログのアクセスやその芸能人の知名度に応じてランク付けされたステマの広告料金表も出回り、大手企業も広告ツールとして芸能人のブログを利用していた実態が発覚。元アイドルグループメンバーのママタレなんかは、1回の書き込みにつき、手数料などを引かれても200万円ぐらいの“宣伝費”が懐に入っていた。拘束時間が長いテレビの仕事なんかよりもよほど効率的に稼げるが、老舗の芸能プロはあまりそのビジネスに食いつかなかった」(芸能プロ関係者)

 出回っているリストに名を連ねる芸能人たちは同じ大手ブログサービスを利用していたが、ほしのの件が騒動になって以降、すっかり自粛ムードが漂っているというのだ。

 「安易に何か商品をPRするような書き込みをすれば、すぐにネット上で騒動になることは目に見えているので、各芸能プロはタレントに注意を促している。大手ブログサービスの方でもほとぼりが覚めるまで積極的な“営業”はしないようだ」(同)

 売れっ子芸能人であれば、それでも収入にさほど影響はなさそうだが、あるジャンルの芸能人たちは大打撃を受けそうだというのだ。

 「ギャル雑誌のモデルは大半が美容関係の商品のステマで収入を得ていた。モデルとしての収入は“雀の涙”程度で家賃を払うのもキツいモデルが多い。となると、稼ぐためにAV・風俗・水商売などの“副業”に手を出すモデルが増えそうで、事務所ぐるみでそういう“副業”を斡旋しようとしている悪質な事務所もあるようだ」(芸能記者)

 騒動の“震源地”となったほしのも芸能活動に大打撃を受けたと言われているだけに、安易なブログビジネスに手を染めた芸能人たちは後悔しているに違いない。

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