2人は1997年のアテネ大会以来、22年、12大会連続でコンビを組んでMCを務めている。今回の開催地は、カタールの首都ドーハとあって、スローガンには「史上最も熱い戦い」と掲げられている。
織田といえば、これまで「世界陸上」において、「地球に生まれてよかったー!」など数々の名言を放って来た。
「ヒートアップする織田を中井が冷静にたしなめ、絶妙なバランスで進行。抜群のコンビネーションがゆえに、22年もコンビを組み続けて来た。しかし、このところの数大会、織田は以前に比べて“熱量”が下がってしまっている」(TBS関係者)
そうなってしまったのは、TBSに対する“外圧”が原因だったというのだ。
「13年のモスクワ大会でもはしゃぎ過ぎたことから、日本陸上競技連盟から水面下で、TBSに番組内容改善の要請があった。そのため、織田サイドは15年の北京大会に難色を示していたが、結局、続投が決まった」(同)
結局、今回も続投することになったが、続投しているのには、それなりの理由があるというのだ。
「スタッフとの団結が強く、飲み会ではスタッフと円陣を組んで、織田が歌う『世界陸上』のテーマ『All my treasures』を熱唱するほどだとか。織田は来年の東京五輪の陸上でのキャスターを狙っているようで、そういう思惑もあってキャスターを続けているようだが、おそらく、史上最も“熱量”の低い中継になってしまいそうだ」(芸能記者)
どうやら、今回も名言が生まれることはなさそうだ。