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NHK紅白 SMAPと同じ轍を踏むサザン桑田佳祐の担ぎ出し舞台裏(2)

 司会陣候補者と合わせて先の会議で発表されたのが、演出プラン。今回は朝の連続テレビ小説『ひよっこ』に便乗する企画が採用されるという。
 「今年の紅白の目玉として『サザンオールスターズ』の桑田佳祐サイドが出演を承諾したようです。『ひよっこ』のテーマ曲『若い広場』を提供していますからね。桑田がOKとなれば、後は『ひよっこ』のレギュラー陣です。すでにドラマ班は内々に有村架純、佐々木蔵之介、宮本信子、木村佳乃、峯田和伸、そして竹内涼真らにオファーを始めています。桑田は大晦日に横浜アリーナで年越しライブを行います。そこに峯田扮する小祝宗男がコンサート会場に迷い込んでしまうんです。彼の呼び掛けでNHKホール脇に作られた乙女寮のセットから有村、竹内らが寸劇を繰り広げながら紅白の会場に乗り込んでくるという具体的な構成も出ています」(制作スタップ)

 NHKは『ひよっこ』演出プランだけでも、「約2億円の予算を見積もっている」(同)というから気合いのほどが窺える。
 「目玉は横浜アリーナ、乙女寮のセット、そしてNHKホールを結ぶ3元中継です。盛り上がり次第では、シンガーでもある峯田がサザンのライブに乱入し、一緒に歌うなんて可能性も考えられますね」(レコード会社プロデューサー)

 もう一つ、『ひよっこ』の演出プランと共に水面下で進行しているのが、元『SMAP』のリーダー・中居正広の登場だ。
 「歌などは披露しない。プレゼンターとして、会場に駆け付けるといった形です。その際、元SMAPファンに対しメッセージを読み上げる予定だそうです。中居がこの役を引き受ける背景には、来年4月からNHKで子供向け実験番組の司会起用が内定しているからだ」(制作事情通)

 興味深いのは、上田会長の肝いりで紅白全体のキャスティングが進められていること。
 「上田会長は会議の冒頭、“国民から支持される番組作りを心掛けるように”と話したそうです。言い換えれば、ずばり視聴率を取れということ。日本国民からNHKが支持されていることを、改めてアピールしたい思いが強いらしい」(前出・NHK関係者)

 その裏にあるのが、NHKが発表した地上波放送番組のインターネット同時配信。莫大な費用が掛かる事を理由に猛反対しているのが民放各局。しかし、上田会長はお構いなしに2019年の実施を目標に掲げ、強引に推し進めているのだ。
 「そのためにも『紅白』という人気コンテンツを使って、NHKの優位性をPRしたいんです。すでに数十億円の投資が行われています。いまさら事業を中止には絶対できない。事と次第によっては、自分の進退問題に発展しかねませんからね」(全国紙放送記者)

 そんな中、すべては順風満帆かと思われていた紅白歌合戦のキャスティングに思わぬトラブルが持ち上がっているという。しかも、その火種が上田会長本人というから、まさに皮肉としか言いようがない。
 実は、一度は“紅白の出演を快諾した”と見られていた桑田サイドが、今になって出演を渋り始めたというのだ。
 「原因は5月に行われた定例会見です。上田会長が朝ドラ『ひよっこ』に使用された『若い広場』の歌詞について『聞き取りにくい。なかなか難しくて、どういう歌詞か調べてもらったが、意味不明なところもある』と思わず本音を漏らしてしまった。桑田はこの時の話をいまだ根に持っている。そもそも、紅白の話を進めていたのはレコードスタッフで彼らの完全な見切り発車。当初、紅白に出る気がないから、大晦日に横浜アリーナで年越しライブを企画したわけですからね。桑田は8月24日に放送された『SONGSスペシャル』で『ひよっこ』とのコラボをやっている。すでに仲のいいプロデューサーの顔を立てており、義理は果たしたと思っている。桑田にしてみれば、『上田会長だか下田会長だか知らないよ』というのが本心でしょう」(レコード会社関係者)

 万が一にも、桑田が紅白出場を辞退した場合、『ひよっこ』の演出プラン自体が成立しなくなってしまう。
 「現場の制作スタッフは大慌てしているが、こんな大事な話を上田会長は何も知らされていない。本人が謝罪してくれれば、事は丸く収まるんですが、誰もそんなことを天下のNHK会長に進言できないんです」(前出・NHK関係者)

 今年の紅白歌合戦も例年と変わらず、一波乱も二波乱も起きそうな気配だ。

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