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【オリックス】「こんな試合をしてたら来年も上がれない」本拠地最終戦“酷敗”に球団社長が檄!

▽7日 オリックス 0-7 楽天(京セラD大阪)
オリックス8勝16敗1分 観衆 27,462人

4位が確定しているオリックスが楽天と本拠地最終戦を京セラドーム大阪で行った。

オリックスの先発は山岡、楽天の先発は藤平と、ドラフト1位ルーキー対決となったこの試合。3試合勝ち星がない山岡は今回も制球に苦しみ、球数を増やしてしまうが、要所を締めたピッチングで5回まで無失点で乗り切った。しかし6回、ヒットと四球で、無死1、2塁になり121球を投げたところで降板。2番手の岸田が打たれ楽天に2点の先制を許す。

打線は2回に小谷野、3回には藤平と同じく高卒ルーキーの岡崎がプロ初ヒットを放ち、藤平が6回に降板後も楽天のミスからチャンスを作るも点を入れることができない。

9回に5番手で登板した近藤は、先頭の田中を三振に斬って取ると、続く西田をファールフライに打ち取ったかと思われたが、打球が天井に当たって落下したため、京セラドームのローカルルールによりファールになってしまう。これが近藤を狂わせたのか、結果、西田は打ち直しとなりレフト前ヒット。岡島、銀次も続いて3連打で2失点。ここで近藤から大山に交代するが、ライト吉田雄人の2度に渡る痛いエラーもあって、この回は計5失点。

体調不良から試合出場を見送ったマレーロを欠いた打線も藤平から打った2安打以降、完全に沈黙してしまい0-7で敗れた。負けは山岡で(8勝)11敗。

試合後に行われたセレモニーで、福良監督の挨拶時には場内からかなり大きな罵声も飛び交っていたが、潰瘍性大腸炎が再燃し、先月の13日まで入院していた安達了一が姿を見せて、ベンチ入りの選手が外野に向かい選手会長のT-岡田が頭を下げると、ファンは「ガンバレ!ガンバレ!バファローズ」とナインにエールを送り、最後は罵声を大きな声援と拍手が包み込んだ。

しかし、その後行われた全体ミーティングに参加した西名弘明社長からは、選手に対して厳しい言葉がかけられたことが、福良監督の会見で明らかになった。

■福良淳一監督 一問一答

ーー本拠地最終戦だったが?

「最っ低ですね!申し訳ないですね。お客さんに」

ーー打つ方も2安打だったが?

「そうですね。はい。だからいつも言うように若い選手ですね。何でここにいられるのか。はっきりしてもらわないと。普通だったらいられないですからね。この場には」

ーー9回のベースカバーだったり…

「そういうところですよね。集中力がないし。(吉田)雄人にしても積極的なプレーでのエラーならいいんですけどね。あれは完璧に消極的な…ミスですからね。そこはダメですよね。そりゃエラーとか三振とかはありますけど。一軍にいるのに引いてたりとかそういうのはないようにしないと。こっちの教育不足じゃないですか」

ーーあと1試合あるが?

「いるメンバーというか、まあいると言ってもここで離して行かなきゃいけないですからね。そうしないとフェニックス(リーグ)ができない状態ですから。(千葉に)行ったメンバーで精一杯やります」

ーーセレモニーで挨拶をされたときに拍手の一方で厳しい声も飛んだが?

「それはいつものことですから。それはあって当然だと思います。この結果ですから」

ーー試合後のミーティングでは選手に何か話をしたのか?

「明後日1試合残っているから、きょうは社長からということで。(社長からは)きょうみたいなゲームをしてたら来年も上がることはないよっていうことですね」

■選手談話

山岡 泰輔 投手
※先発5回0/3を5安打、2失点の内容
「なんとか粘って、先に点を取られないようにしたかったです」

オリックスは9日にロッテとZOZOマリンスタジアムで今季最終戦を行い2017年シーズンを終える。

取材・文・写真 / どら増田(オリックス番ライター)

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