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猫ひろし 公務員ランナー川内優輝に惨敗でリオ五輪に不安

 東京湾アクアラインを全面封鎖(午前8時〜午後2時)することで注目を集めた「ちばアクアラインマラソン」(木更津・潮浜公園〜木更津市役所/主催=千葉県、千葉県教育委員会)が10月21日に約1万4000人が参加して初開催され、ロンドン五輪代表からもれた公務員ランナーの川内優輝(25=埼玉県庁)が2位に10分以上の差をつけ、2時間17分48秒のタイムで、ぶっちぎりで優勝した。

 今年7度目のフルマラソンとなった川内は、4月の「かすみがうらマラソン」、8月の「北海道マラソン」、9月の「シドニーマラソン」に続いて4度目の優勝。川内は来年の世界選手権(ロシア・モスクワ)への出場権を懸けて、12月2日の福岡国際マラソンに臨む。

 一方、千葉県市原市出身という縁で、森田健作千葉県知事の肝いりで、PR大使としてカンボジアからの招待選手で出場したタレント・猫ひろし(35)は、2時間35分52秒で7位。当然のことながら、日本のトップランナーである川内とは18分以上の差をつけられての惨敗だった。

 猫がフルマラソンを走るのは2月5日の「別府大分毎日マラソン」以来、約8カ月半ぶり。この際は2時間30分26秒で自己ベストを更新して、いったんはロンドン五輪カンボジア代表の切符を手に入れた(後に取り消し)。

 タイム的には自己ベストから5分以上も下回る平凡な記録に猫は、「マラソンは甘くない。こんなんじゃあ、4年後は走れない」とガックリ肩を落とした。

 カンボジア内ではライバルのヘム・ブンティン選手が、4月15日のパリ・マラソンで猫の自己最高記録を大きく上回る2時間23分29秒の好タイムを出しているだけに、猫が本気で16年リオ五輪への出場を考えているなら、真剣にマラソンに取り組む必要がありそうだ。
(落合一郎)

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