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ヤンキース ニューヒーロー誕生でイチロー“戦力外”に拍車?

 ヤンキースにニューヒーローが誕生した。それは、メッツを自由契約となり、8月27日(日本時間28日)にマイナー契約を結んだばかりのクリス・ヤング外野手(31)だ。

 9月11日(同12日)のレイズ戦、ヤンキースは2-4と敗色濃厚で最終回を迎えたが、9回裏一死二、三塁の場面で、この日、左翼でスタメン出場のヤングが3ラン本塁打を左翼席に叩き込んで、5-4と逆転サヨナラ勝ち。プレーオフのワイルドカード争いで劣勢のヤンキースにとっては、貴重な白星となった。

 移籍早々、一躍ヒーローとなったヤングは、ダイヤモンドバックス時代の07年に32本塁打をマーク。その後も、08、10、11年に20本塁打以上放っており、昨季まで通算144本の長打力を秘めた選手。通算打率は.235(昨季まで)と低いが、走力と守備にも定評があり、10年にはオールスター戦にも出場している。

 しかし、12年から成績が下降線をたどり、メッツに移った今季は88試合出場、打率.205、8本塁打、28打点と不振で、シーズン終了を待たずに戦力外となっていた。

 9月9日(同10日)から、ブレット・ガードナー外野手(31)に代わって、3戦連続で左翼のスタメンに入ったヤングは、3試合で11打数6安打2本塁打7打点、打率.545と大爆発し、定位置獲りを猛アピールした。

 年齢はまだ31歳で、過去に実績がある選手だけに、ヤングに使えるメドが立ったとなると、ヤンキースとしては来季も残したいところ。ヤングが来季残留するとなると、左翼ガードナー、中堅ジャコビー・エルズベリー(31)、右翼ヤングの布陣が敷け、カルロス・ベルトラン外野手(37)を指名打者で起用できる。そうなると、微妙な立場に追いやられるのがイチロー外野手(40)だ。

 今季、ヤンキースのFA補強で、“5番手外野手”に成り下がってしまったイチロー。レギュラー外野手の故障や、アルフォンソ・ソリアーノ外野手(38)が戦力外になったこともあり、それなりの出場機会を得たが、MLBに来て初めて規定打席に到達せず、不本意なシーズンだったのは間違いない。

 開幕前からトレード要員とされたが、高年齢と高年俸(650万ドル=約6億9700万円)がネックとなり、引き受け先は見つからずじまい。契約は今季で切れるため、来季残留するかどうかは微妙だが、ヤングの活躍で、ヤンキースがイチローに見切りをつける可能性もありそうだ。
(落合一郎)

【訂正】ヤング選手の成績が、3試合で11打数6安打1本塁打7打点とありましたが、3試合で11打数6安打2本塁打7打点の間違えです、訂正してお詫びします。

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