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フジテレビがPC変更を決断 大盤振る舞いの陰で囁かれる裏取引

 フジテレビが3000台のデスクトップOSをすべてWindows『8』に移行することを表明、なにかと憶測を招いている。
 『XP』のサポートが'14年4月初めに終了する措置だ。そのため、Windows『7』、もしくはWindows『8』のどちらかに選択肢は絞られていたが、フジは8チャンネルにちなみ『8』を選んだようだ。

 それにしても、1426名の会社なのに3000台とは大盤振る舞いだ。いくらの経費投入となるのか。
 1台10万円として3億円だが、さらに上のランクである15万円前後のレベルなら4億5000万円と出費額は少なくない。

 では、それほど金を使わなくて『XP』を『8』にするソフトを購入すればいいとの意見もあるが、実際は不可能だという。
 「ソフトはありますが、もともと入っていた『8』のソフト機能が壊れるケースが数多く報告されている」(大手家電メーカー店員)

 そこで、フジとWindows8を出すマイクロソフト社(MS社)との間でこんな“密約”があるとPC販売関係者はいう。
 「フジがMS社の新製品を購入するのは、番組内でのMS社商品パブリシティーができるからです。4月から6月まで放送された篠原涼子主演『ラスト・シンデレラ』ではWindows『8』やタブレットのSurface等が使用されているシーンが織り込まれていた。これは完全にMS社の宣伝です。そのため、フジは今後一部ドラマで、こうしたやり方でMS社商品を紹介し、安くたたいてPCをMS社から大量購入するという指摘もあります」

 視聴率がときには4位に落ちるフジとしては、Windows『7』も考えたようだが、これではテレビ東京のテレビリモコンポジションとなる。そのため、PCを『8』にしてゲン担ぎし、下位脱却を図ろうとしたのだろう。
 この戦略、果たして吉と出るか、凶と出るか…。
(編集長・黒川誠一)

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