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全日本プロレス 西村修が“4冠”獲りに意欲

 全日本プロレス“無我の哲人”西村修が8日、都内の同事務所で記者会見を行った。韓国遠征で行われたNKPWA世界ヘビー級タイトルマッチについて報告。全日プロ移籍後、初タイトルを奪取した無我の哲人は、3冠ヘビーとの“4冠奪取”に意欲を見せた。

 5日の新韓国プロレスソウル・奨中体育館大会に参戦した西村。同王座を懸けてカート・アングル、力抜山と3WAYマッチを行い、リングアウト勝ちで王者に輝いた。
 今後の防衛線についてはプロモーターから「夏か秋にやってほしい」と通達され「また韓国の方でやっていきたい」という意向を示した。さらに「機会があれば中国、韓国、台湾、もしくは私が大好きなタイ、インドでもやってみたいですね」とアジア外交でベルトの価値を高めていくことを熱望した。
 また、同王座奪取に加え、チャンピオン・カーニバルで当時の3冠王者・佐々木健介に引き分け、元王者の鈴木みのるに勝利したことで「日本を、世界を代表するベルトに挑戦したい気持ちが沸いてきた。いつか挑戦したい」と3冠挑戦に色気を見せた。
 無我の哲人が3冠ロードに本腰を入れ始めた。

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