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映画「光と禿」舞台あいさつ、主演のスギムがいきなり謝罪

 映画「光と禿」の初日舞台あいさつが22日、東京・新宿のK's cinemaで行われ、出演したスギム(クリトリック・リス)、岸井ゆきの、樋井明日香と青木克齊監督が登壇した。同作は新進気鋭の映画監督とミュージシャンのコラボ映画祭「MOOSIC LAB 2016」で観客賞・審査員特別賞・最優秀男優賞・最優秀女優賞・ベストミュージシャン賞と最多5冠受賞している。

 主演のスギムはソロ・ユニット「クリトリック・リス」として常にパンツ一丁の姿で全力パフォーマンスを行うミュージシャン。そんなスギムが中年ハゲのミュージシャンという本人役で出演しているほか、盲目女子・梢役に、大河ドラマ「真田丸」のたか役が話題となり、今大注目の若手女優・岸井ゆきの。梢の友人・友梨役に「後妻業の女」での大胆な演技が話題となった樋井明日香が出演している。

 スギムは初演技について聞かれ、「みんな最初の俺の棒演技でびっくりしたと思います。実は撮影が終わったら飲める! くらいの軽いノリで参加しました。役作りとかあんまりしなかったし…すいませんでした! 役者なめてました!」といきなり謝罪して場内を笑わせた。岸井は映画への思いとして「息が合うのに最初は時間がかかった現場でした。でも徐々に仲良くなって、カットごとに不安なこともあったけれど、いざシーンが繋がって完成した映画を観たら正解でした。映画の成り立ちがすごく分かったし、感動しました。どうぞよろしくお願いします」と語っていた。

【STORY】中年のハゲたミュージシャン・スギムは、道端で転んだ盲目女子・梢(岸井ゆきの)を助けようと声を掛ける。ところが、そこに現れた梢の友人・友梨(樋井明日香)と共に痴漢変態扱いされてしまう。その夜ライブステージで激しく憂さ晴らしするスギム。一方の梢は、実はスギムが痴漢ではなかったことを友梨に打ち明け、スギムを探し出して謝罪をすることに。中年ハゲのミュージシャンと盲目女子。出会うはずのなかった2人の人生が、ハゲしく光り出す!?

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