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PR活動で奮闘しても旗色が悪いキムタク主演映画

 29日に主演映画「無限の住人」が公開される元SMAPの木村拓哉だが、現在展開中のPR活動の裏側を、発売中の「週刊女性」(主婦と生活社)が報じている。

 木村はTBS系の主演ドラマ終了後の3月末からヒロインの杉咲花とともに全国10都市を回り試写会で舞台あいさつしたが、同誌によると、大抵の作品ならば対象外である広島、新潟、熊本などを回り、各地のローカル局のインタビューにも応じていたという。

 プロモーションは昨年10月から稼働。関係者向けの未完成版の試写会を見ての取材の際には各媒体に、「ジャニーズ事務所から表紙でやるなら独占取材OKという話が来てる」と“売り込み”が。普段、木村の独占取材は難しく、各媒体はその話に飛び付いたようで、現在、発売されている映画専門誌、ファッション誌のみならず、週刊誌までも木村が表紙を飾っているというのだ。

 また、特典付きの前売り券販売は2月上旬にスタート。タイアップは東京都交通局や大手ネイルサロンなど幅広く展開し、20日放送のNHKの音楽番組「SONGS」では主題歌を歌うMIYAVIと共演するなど、打つ手はすべて打ったようなプロモーションだった。

 そして、先週には5月17日に開幕する「第70回カンヌ国際映画祭」の「アウト・オブ・コンペティション部門」にて公式上映されることが発表されたのだが…。

 「周囲はなんとかして盛り上げようとしているが、世間の反応はイマイチ。さらに、同日公開される『帝一の國』は主演の菅田将暉、野村周平、竹内涼真ら各芸能プロイチ押しの若手がそろい、SNS世代の圧倒的な支持を受ける。それに対して、キムタクの映画はSNS世代の反応がイマイチ」(映画ライター)

 木村はさっそうとカンヌに乗り込むことになりそうだが、その前に観客動員ランキングで「帝一の國」に負けるようなことがあればシャレにならないようだ。

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