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“1億人突破”も買春逮捕者が出た少女たちを狙う「LINE」のワナ

 愛知県警は1月8日、『LINE』(ライン)で知り合った14〜16歳の少女と性的関係を持ったとして、会社員の男ら3人を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春)などの容疑で逮捕した。
 LINEとは、スマートフォン同士で通話やメールが無料で楽しめるアプリのこと。先日にはユーザーが1億人を突破したことで話題になったが、最近では冒頭の事件のように、未成年少女たちの売買春などの温床にもなっているという。

 事情に詳しいITジャーナリストは「早急に抜本的な対策が必要」と警鐘を鳴らす。
 「LINEはそもそも電話番号がIDの役割を果たすため、別人になりすましてのナンパ行為はできないはずでした。しかし今は、海外サイトから簡易電話番号を入手していくらでも“別人”になれる。専用掲示板にはLINE上での友達を求める書き込みが日々大量に投稿され、そこには10代少女も少なくない。これまでSNSなどが様々な出会い制限をしてきたのと比較して、今のLINEはほぼ野放しになっている状態」

 掲示板で友達を募集していなくても、ある日突然に知らない人からLINEを通してメッセージが届くこともある。最近はナンパツールとして活用しているという30代男性は「SNSのプロフィールを閲覧してれば、LINEのIDもわかる」と言う。
 「プロフィールで詳しく個人情報を公開してる若い子は多い。本名、年齢、学校までね。そこにIDも普通に公開されてる。おまけに一番綺麗に撮れた顔写真まで公開してるから、じっくりそれを見ながら気に入った子をトークに誘うだけ。簡単だよ」

 使い方によっては、ストーカーを生み出すきっかけにもなりかねないLINE。ユーザーが増えるのは結構だが、一刻も早い抜本的な対策が求められる。

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