このお化け屋敷は、商店街の空き店舗を利用して同県出身のオカルト作家・山口敏太郎氏がプロデュース、『阿波幻獣屋敷』と題され、7月13日から8月30日まで開催されていた。
「7月22日午後7時頃、山岡容疑者は同校の女性教職員4人と会場を訪れ、別に来ていた女子高生(15)2人とともにお化け屋敷に入ったのです。ところが、女子高生の一人が山岡容疑者に『腰のあたりを触られた』とスタッフの一人に訴えた。これを受け場内に『痴漢行為のようなことはしないように』との放送が流れたのですが、山岡容疑者はその後も、尻や身体を10分以上にわたって触り続け、警察に通報されたのです」(社会部記者)
このため、初日から大盛況だったお化け屋敷は事件以降、会場内を明るくしたり友達同士1組ずつしか入場させないなどの対策を余儀なくされ、関係者は「回転率が大幅に下がり、ぶち壊しにされてしまった」とカンカン。
「山岡容疑者は同校の創立者の親族でしたが、父兄の評判は良好でした。ただし一方で、若くして校長に就任したせいか、家庭科や体育の授業に出たがったり、体育会系だった大学時代の癖で生徒をむやみに走らせたり、さらに女子が授業中転んだりするとお尻や胸を“治療”と称して触れるといった噂も聞こえてきます」(地元記者)
そんな学校での行いがそのまま出たのか。その場所がお化け屋敷とは、何とも情けない話だ。