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【声優の履歴書】第45回 『ドラえもん』ドラミ(初代)、『天空の城ラピュタ』シータを演じたよこざわけい子

 声のお仕事である『声優』。顔の見えない裏方のお仕事でありながら、近年はアイドルとの垣根がなくなって来ており、バラエティー番組や、歌番組などに出演することも珍しくなく、注目度が増している職業である。そんな人気声優をフィーチャーするこの連載。第45回目としてお届けするのは、よこざわけい子。

 日本大学藝術学部放送学科へ入学し、後に中退。その後、声優・勝田久の勧めで東京俳優生活協同組合の俳優養成機関入り、養成所在籍中の1975年にTVアニメ『タイムボカン』クリステン役で声優デビュー。
 デビュー後は、1977年TVアニメ『若草のシャルロット』シャルロット役、1978年TVアニメ『はいからさんが通る』花村紅緒役、1980年TVアニメ『ドラえもん』(テレビ朝日版)ドラミ役、1982年TVアニメ『The・かぼちゃワイン』朝丘夏美、エル役、1983年TVアニメ『未来警察ウラシマン』ソフィア・ニーナ・ローズ役、1986年劇場版『天空の城ラピュタ』シータ役、1987年TVアニメ『エスパー魔美』佐倉魔美役、1989年TVアニメ『機動警察パトレイバー』熊耳武緒役など、数多くのTVアニメ、劇場版で主役・ヒロイン役を担当しており、NHKの『おかあさんといっしょ』内の「にこにこぷん」では、1982年から1992年まで、ふぉるてしも・ぴっころ役を演じた。

 よこざわの一つの特徴として、『ドラえもん』、『エスパー魔美』、『オバケのQ太郎』、『プロゴルファー猿』(スペシャル版のみ)にはレギュラーで出演しており、他にも『パーマン』『忍者ハットリ君』などにも脇役で出演するなど藤子不二雄作品への登場が多いことでも知られている。

 1988年より「ゆーりんプロ」を設立。本名の難波啓子名義で代表取締役を務め、付属の声優養成所では、後進の指導にも力をいれている。
 また、雑誌等の紹介やインタビューなどで顔出しを拒むことはほとんどないが、「キャラクターのイメージを壊す」という理由で、TVなどでの顔出し出演をあまりしたことがない声優の一人である。

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