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巨人・秋広の打順「3番か5番どっちかにして」原監督に江川氏が指摘、既に打撃への悪影響も?

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江川卓氏

 野球解説者・江川卓氏(元巨人)が29日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿。巨人のプロ3年目・20歳の秋広優人にまつわる発言が話題となっている。

 今回の動画で江川氏は巨人が「1勝2敗」で負け越した阪神3連戦(25~27日)の振り返りや、3位・DeNA(1.5ゲーム差/29日終了時点)とのCS争いの展望などを話した。その中で、江川氏は秋広の打順が固定されていないことを問題視した。

 今季の秋広は4月22日に7番打者としてプロ初スタメンを飾ると、5月25日からは3番に昇格し約2か月固定起用された。ただ、7月28日に初めて5番で起用されて以降は、8月29日までに先発3番が10試合、先発5番が14試合と併用が続いている。

 >>巨人・阿部ヘッド、秋広の打撃指導に悩み?「言ってるんだけどなかなか…」選球眼の問題は不振にも影響か<<

 その秋広について、江川氏は「3番か5番かは全く打撃変わるのでね、どっちかにしてあげた方がいいかなとは思いますけどね。5番の打撃で行けって言うのか、3番で行けって言うのかは、彼の中でまだ消化しきれないと思うので」と指摘。役割の違いに混乱し打撃が崩れるリスクがあるためどちらかに固定すべきと主張した。

 一般的に3番は1・2番が作ったチャンスを活かしつつ4番に繋ぐ確実性、5番は前の打者が返し損ねた走者を一掃するような長打力が求められるとされる。江川氏は「例えば中田さんは両方できるんですよ。3番って言ったら『あ、3番ですね』って言って3番の打撃して。ヒットでいいや、本塁打は無くてもいいやって。5番だったらちょっと外野フライ打たなきゃっていうシーンが多くなりますから、そういう打撃(をする)」と、秋広の師匠である巨人のプロ16年目・34歳の中田翔のような経験豊富な打者なら併用への対応は可能とした。

 一方、秋広については「まだ秋広さんはそこまで、(一軍に)出たばっかりですから、選択して3番と5番の打撃を変えるってわけにはいかないと思う」と、今季が実働1年目ということもあり打順に応じた打撃は難しいのではと主張した。

 江川氏の発言を受け、ネット上には「確かに打順が日替わりだと打撃に迷いが生じそう」、「併用したいなら今季は3番、来季は5番って感じで段階を踏むべきでは」、「3番でそこそこ打ってる(打率.282)んだから3番で使い続けろよ」、「併用始めてから不調気味だしそろそろ固定してほしい」、といった同調の声が寄せられた。

 今季の秋広は8月29日終了時点で「.285・10本・39打点」といった数字をマークしているが、3・5番併用が始まった7月28日~8月29日にかけては「.250・0本・8打点」と数字を落としている。併用への適応に苦戦しているようだが、原辰徳監督は今後の試合でも秋広を併用起用していくのだろうか。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
江川卓氏の公式YouTubeチャンネルより
https://www.youtube.com/@egawasuguru

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