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ガンジョのメインを締めたYuuRIの前にJTO王者の稲葉ともかが登場「生半可な気持ちで来ると痛い目見るよ」

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YuuRIの前に現れた稲葉ともか

 ガンバレ☆プロレスの女子部門であるガンバレ☆女子プロレス(ガンジョ)が、『GanJo ReStart '23』4.1神奈川・横浜ラジアントホール大会で1年4か月ぶりに再始動。メインイベントでは、YuuRIがシングルマッチで長谷川美子と対戦した。昨年暮れ、ガンジョのリスタートが発表されたが、エースのまなせゆうながヒザの手術のため長期欠場が決定。HARUKAZEはガンプロと芸人活動で手一杯のため、ガンジョ興行へは側面からのサポートに徹することを表明。これにより再始動はいったん白紙とされたが、YuuRIと長谷川の涙の直訴で白紙が白紙となり、一転して4.1横浜大会でのリスタートが決まった。この状況を踏まえ、今後のガンジョを支えなければならない、この2人によるシングル戦がメインで組まれることに。

 試合は、YuuRIと長谷川はガンジョへの思いを込めて、何度も激しいエルボーの打ち合いを展開。長谷川がドロップキック連発で攻め立てれば、YuuRIはブレーンバスター、619で反撃。10分過ぎ、長谷川は丸め込みを連発するも、それを凌いだYuuRIはランニング・ネックブリーカー、フィッシャーマン・バスターからスワントーンボムを決めて3カウントを奪取。長谷川より経験値で優れるYuuRIが勝利を収めている。

 メインで勝利したYuuRIは「初めてシングルでメインを務めさせていただいたんですけど、プレッシャーがすごくて。でも、プレッシャーを楽しみたいと感じました。実は昨日の自主練習で足首を傷めました。痛み止めを飲んで、なんとか勝つことができました。ピンチを乗り越えられたからこそ大きな自信につながりました。白紙を白紙に戻した以上、自分がもっともっと頑張らなきゃいけない。それを証明するためにも、勝ちたいと思ってました」と締めた。YuuRIは古巣のJTO(ジャスト・タップ・アウト)の4月9日、東京・新木場1stRING大会で、先輩・稲葉ともかが持つQUEEN OF JTO王座に挑むが、その稲葉がサプライズで登場。稲葉は「今日はYuuRIの様子を見に来ました。JTOを退団してから、約1年半。今では自団体のメインで勝利して、興行を締める存在。YuuRI、成長したね。でも、このベルトを私から獲ることは無理だよ。YuuRIだけが成長してるわけじゃない。私だって、JTOガールズのみんなだって成長してる。4月9日、オマエの成長を確かめる試合じゃねぇんだよ。通常ルールじゃなく、JTOルール。大丈夫?生半可な気持ちで来ると痛い目見るよ。でも、今まで誰も見たことないYuuRIを期待してるよ」とマイク。その言葉に怒ったYuuRIは稲葉に張り手をかまして、「絶対、そのベルト奪ってやる!」とタイトル奪取を約束した。

◆ガンバレ☆女子プロレス◆
『GanJo ReStart '23』
2023年4月1日
神奈川・横浜ラジアントホール
観衆 154人
▼スペシャルシングルマッチ(30分1本勝負)
○YuuRl(11分42秒 エビ固め)長谷川美子●
※スワントーンボム

(どら増田)

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