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キリストの降臨を知らせた「ベツレヘムの星」2020年12月に出現!

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画像はイメージです

 25日はクリスマス。イエス・キリストの降臨を祝う日だ。今から2000年前、ユダヤのベツレヘムの馬小屋で、聖母マリアのもとにキリストが生を受けた。その時、夜空にはひときわ光り輝く星が現れたという。東の国に住むカスパール、メルヒオール(メルキオールとも)、バルタザールの3人の賢者はこの星を見て「ユダヤ人の王が生まれた」と悟り、その星の導きに合わせて旅を始めた。星はベツレヘムに止まり、その真下に母マリアに抱かれたイエスがいたという。このキリストの降臨を知らせた「ベツレヘムの星」が、現在クリスマスツリーの上に飾られる星になったとされている。

 さて、「ベツレヘムの星」は天文学的に説明がつくのではないかということで、昔から多くの人々がその正体を推測してきた。たとえば超新星爆発や、「星が導いた」という描写から彗星だったのではないかなどの説が出ていたが、有名なのは17世紀にヨハネス・ケプラーが提唱した惑星会合説だ。

 木星と土星の2つの惑星の公転周期が合致して、地球からの見かけ上非常に接近し、一つの大きな明るい星に見えたのではないかという説だ。紀元前7年11月12日午後6時から同9時半にかけて出現した事例や、紀元前2年6月にバビロンの西の空に金星と木星の接近が、同年8月の日の出前にベツレヘムで水星と金星、火星、木星の集合がそれぞれ目撃されたともされる。

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 そんな「ベツレヘムの星」が12月21日に目撃された、として注目されている。21日から22日にかけて、木星と土星の公転軌道が見かけ上、交わる形で接近するため、非常に明るい一つの星として確認されることとなったのだ。なお、日本で木星と土星がこれだけ接近した状態で観測されるのは実に約397年ぶり。前回発生したのはなんと江戸時代である。また、これが欧米であった場合はさらに久しぶりで、約800年ぶりの大接近なのだとか。そのためキリスト教圏では、今回の惑星会合に様々な意味を見いだす人も出てきているそうだ。

(山口敏太郎)

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