>>GOTOトラベル感染者「調べてないから少ない」ひろゆきの指摘に共感の声 過去には「旅行業だけを優先する理由がわからない」<<
ひろゆき氏は『論破力』(朝日新書)の著書がある通り、議論に長けた人物。あくまで冷静に正論を並べ立てていくことで、今回の件のように、相手が感情的になり、怒らせてしまうこともある。
よく知られているのが、評論家の勝間和代氏とのバトルだろう。2010年に勝間氏の番組『デキビジ』(BSジャパン)にゲスト出演した際、「ネット中傷と匿名性」を巡って議論。しかし、今回同様に、双方の話が噛み合わず、勝間氏がヒートアップし「だめだこれ」とサジを投げる展開となってしまった。勝間氏はのちに謝罪。2人の関係修復を取り持ったのが、ホリエモンこと堀江貴文氏だったのも話題となった。
さらに、2018年にはネット掲示板の中傷問題を巡って『AbemaPrime』で、唐澤貴洋弁護士と直接対決。こちらも、掲示板の管理者の責任を問う唐澤弁護士と、責任は書き込んだ人物にあると主張するひろゆき氏の立場は真っ向から対立。ネット中傷の被害者である唐澤弁護士の言葉に、ひろゆき氏が適時ツッコミを入れていく。唐澤氏は言葉を選びながらも、明らかにその顔には怒りが滲んでいた。
このほか、文筆家の古谷経衡氏もひろゆき氏の宿敵と言える。2015年に『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)でネットの規制について議論になった時に、古谷氏が出した事例に「あなたの感想ですよね?」「ウソつくのやめてもらっていいですか」と、ひろゆき氏は挑発的な言葉を投げかけた。これが因縁となったのか、のちに2019年の『上田晋也のニュースな国民会議』(TBS系)で再びひろゆき氏と共演した古谷氏は、最初から喧嘩腰な態度で話しており、怒りモードだった。
最近は『グッとラック!』(TBS系)のコメンテーターを務めるなど、メディアへの露出を増やしているひろゆき氏だけに、これからも誰かを怒らせる可能性はありそうだ。