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日本版『24』、なぜ失敗? 期待していた原作版ファンもガッカリのワケ

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唐沢寿明

 10月からスタートしたドラマ『24 JAPAN』(テレビ朝日系)の不評っぷりが、ドラマファンの間で話題になっている。

 アメリカの人気ドラマ『24 -TWENTY FOUR-』を、設定や展開を2020年の日本に置き換えてリメイクした本作。主演は唐沢寿明で、「テレビ朝日開局60周年記念作品」として大々的に宣伝されてスタートしたものの、視聴率は第1話で7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったものの下がり、第5話では4%台となっている。

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 注目作だったのにも関わらず、なぜ苦戦を強いられているのだろうか。
 「最もネックとなっているのが、オリジナル要素がほぼ皆無ということ。変更点となっているのは、主人公の年齢やテロリストから狙われているのがアメリカ初の黒人大統領候補から日本初の女性総理大臣候補となっている程度。それ以外の登場人物の設定やストーリーの流れ、セリフまでほぼ原作通りとなっています。しかし、オリジナル版のような豪華さやスピード感はなく、なぞっているだけの印象を与えてしまっている様子。日本でも大ヒットした作品だけに多くいる原作視聴者からは、『見る意味ない』『ストーリーは原作のままで仕上がりはチープになってる』『オリジナル要素ない限り原作ファンとしては飽きる』といった不満が聞かれています」(ドラマライター)

 また、原作未視聴者の食指が動かない理由もあるという。
 「米ドラマの焼き直しはここ数年よく見られていますが、中でも特に『24 JAPAN』はセリフや価値観がアメリカのまま。主人公の獅堂(唐沢寿明)は誰に対しても始終上から目線で、獅堂の部下の女性たちも、獅堂にたびたび敬語を使わず。さらに、登場人物はみな一様に銃を乱射しており、『上司にまでタメ口とか違和感あるんだよな』『アメリカンな演出が見てて恥ずかしくなる』『日本版って言うけど、日本ともアメリカとも違う異世界の話に思えてきた』といった悪評も寄せられています」(同)

 作品の性質上、打ち切りはないとしても、シーズン2には期待できないかもしれない。

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