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プロ野球ベストナイン、“リリーフ部門”を元巨人・上原氏が提案 「ベストナインとなったらほぼ先発」地位向上への訴えに賛同の声

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上原浩治氏(写真は現役時代)

 元巨人で野球解説者の上原浩治氏が17日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。プロ野球ベストナインの“部門増設”を提案した。

 1940年に創設されたベストナインは毎年オフにプロ野球担当記者による投票のもと、セ・リーグでは7部門・9名(外野は3名)、パ・リーグではDHを含めた8部門・10名(同)がそれぞれ各ポジションで最も活躍した選手として表彰される。今回の動画で上原氏は今季のパ・リーグベストナインを部門ごとに予想し理由などについてトークしたが、その中でセ・パ両リーグの投手部門の増設を提案した。

 現行制度では先発、リリーフの区別なく最も活躍したと評価された投手1名がベストナインとして選ばれているが、上原氏は「投手(部門)は3ポジション作ってほしい。(内訳は)先発・中継ぎ・抑えで」と、投手部門を2枠増設し先発・中継ぎ・抑えで細分化するべきではと提案。

 続けて、「中継ぎ・抑えは絶対ベストナインに選ばれないからかわいそう」、「セットアッパー賞(最優秀中継ぎ投手)やクローザー賞(最多セーブ投手)はあるけど、ベストナインとなったら(選ばれるのは)ほぼ先発」と、これまでの選出投手が先発に偏っている点を理由として挙げた。

 また、上原氏は「先発の人はそれ(ベストナイン)以外にも沢村賞があるけど、中継ぎ・抑えはその1個(ベストナイン)しかない」ともコメント。先発投手はベストナイン以外にも先発のみを対象として選考される沢村賞があるが、中継ぎ・抑えには沢村賞に該当する賞は存在しないため、部門を新設して中継ぎ・抑えが評価される機会を増やすべきではと指摘した。

 一昔前とは違い現代では投手分業制が確立していることも踏まえ、「(これからはベストナインに)セットアップ賞(中継ぎ・抑え部門)を作ってもいいと思う」と改めて主張した上原氏。仮に部門が増設された場合、中継ぎではロッテ・唐川侑己やソフトバンク・モイネロ、抑えでは西武・増田達至やソフトバンク・森唯斗が今シーズンの有力候補になるだろうと語っていた。

 上原氏はこの他にも4名の名を挙げるほど悩んだ部門や、開幕前に活躍すると考えていたが予想が外れた選手について動画内で語っている。

 >>元巨人・上原氏、田澤の目前で「なんでドラフトにかけなアカンの」 NPB未経験者の“縛りルール”に苦言<<

 今回の動画を受け、ネット上には「確かにリリーフはどれだけ好成績挙げても選ばれない印象が強い」、「リリーフの受賞者は全然思いつかない、佐々木(主浩/元横浜他)ぐらいしかいないんじゃないか?」、「今は投手の役割分担がはっきりしてるから、時代に即して増やすのはいいかも」、「今すぐにっていうのは難しいだろうが、こうやって声を挙げることで機運が高まる可能性はなくはないと思う」といった反応が多数寄せられている。
 
 「今年で創設からちょうど80年となるベストナインですが、中継ぎ・抑えを本職とする投手の選出はこれまでほとんど例がなく、セでは1998年の横浜・佐々木のみ。パでは1度も選出例がなく、2017年にプロ野球新記録となる『54セーブ』をマークしたソフトバンク・サファテも選ばれていません。上原氏は現役時代に日本球界では唯一となる通算『100勝100ホールド100セーブ』を達成するなど先発・中継ぎ・抑え全てで活躍していますが、それ故に中継ぎ・抑えの地位も先発と同じレベルまで向上してほしいという思いは人一倍強いのかもしれません」(野球ライター)

 1975年にパ・リーグがDH制を導入したことを受け、同年からパでDH部門が新設されるなど部門が増えた例はあるベストナイン。投手部門の増設の可否は、今後も議論の余地があるのかもしれない。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
上原浩治氏の公式ユーチューブチャンネルより
https://www.youtube.com/channel/UCGynN2H7DcNjpN7Qng4dZmg

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