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新日本7.11大阪城大会NJC決勝全カード決定!マスター・ワト参戦

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ミスター・ワト

 新日本プロレスは3日に開催された『ニュージャパンカップ2020』(NJC / 無観客試合・会場非公表)準決勝の結果を受けて、11日に大阪・大阪城ホールで開催するNJC決勝戦、その他全対戦カードを発表した。新日本は同大会より有観客試合を再開する。

 オープニングマッチでは、真壁刀義&本間朋晃のGBHが、NJCで著しい成長を見せた辻陽太&上村優也のヤングライオンと対戦。第2試合では、天山広吉&小島聡が、後藤洋央紀&ゲイブリエル・キッドと対戦する。辻、上村、キッドがNJCで吸収したものを見せられたら面白い試合になるはずだ。第3試合では、3日に突如として現れた“グランドマスター目指す男”マスター・ワトが参戦。挨拶中に襲撃したDOUKIとシングルマッチを行う。ブルーを基調とした中国拳法風のコスチュームで、「プロレス界のグランドマスター、新日本プロレスの頂点を獲りに行きます!」と宣言したワトが、恥をかかされたDOUKIを相手にどんな試合を見せるのか注目したい。

 第4試合では、SANADA&BUSHIと高橋裕二郎&石森太二のロスインゴ対バレットクラブ対決。第5試合は、IWGPタッグチャンピオンチーム棚橋弘至&飯伏幸太が、永田裕志、田口隆祐と本隊カルテットを結成。IWGPタッグ王座を狙うタイチ&ザック・セイバーJr.、鈴木みのる、エル・デスペラードの鈴木軍と全面対決。永田とみのるの絡みにも注目だ。セミファイナルは、IWGPヘビー級&インターコンチネンタル二冠王者の内藤哲也が、鷹木信悟、高橋ヒロムとのロスインゴトリオで、石井智宏&矢野通&SHOのCHAOSと対戦。NJCで再燃したヒロムと矢野の抗争が有観客試合で繰り広げられるのは、ファンにとって嬉しいことだろう。

 メインイベントは、NJC決勝戦。オカダ・カズチカがEVILと対戦する。今年のNJCでは、永田との激闘もあったが、ジュニアヘビー勢との無差別級対決が多かったオカダが、決勝ではパワーファイターのEVILと激突。NJCでのEVILはロスインゴの盟友で、タッグパートナーであるSANADAですら、イス攻撃、急所蹴りといったラフ殺法一辺倒を貫いており、「手段を選ばない」という考えは、決勝でも変わらないはずだ。「試合を見てないから今のEVILはわからない」と話していたオカダだが、かなり苦戦するのは間違いない。翌12日の大阪城ホール大会のメインイベントで、内藤哲也の対角線に立つのはオカダか?EVILか?注目の一戦である。

(どら増田)

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