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新日本NJC、石井智宏と高橋ヒロムが激アツ前哨戦!

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石井智宏、高橋ヒロム

 新日本プロレスは7月1日、32選手が参加しているトーナメント『ニュージャパンカップ2020』(NJC)の2回戦を、動画配信サービス新日本プロレスワールドで世界生配信した。

 第3試合の特別戦で、石井智宏&矢野通&辻陽太のCHAOS&ヤングライオン軍と、内藤哲也&鷹木信悟&高橋ヒロムのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(ロスインゴ)が6人タッグマッチで激突。石井とヒロムは2日に行われるNJC準々決勝で当たることが決まっている。

 先発は辻とヒロム。当然ヒロムは石井に出て来いとアピールするが、出て来たのは「二度とやりたくない」天敵の矢野通。矢野を信用しないヒロムは、矢野が自身のタイツに手を入れただけで後退り。今宵も2人による追いかけっこが繰り広げられたが、接触しないまま辻と鷹木に。鷹木が辻にラッシュを仕掛けると、ここで石井とヒロムがついに対峙。激しくやり合った。

 石井はヒロムの技を正面から受けまくる展開は見応え十分。これはシングル対決が楽しみになってきた。試合はロスインゴが連携から、辻に照準を絞り、ヒロムがトラースキックから、逆エビ固めで絞りあげると、辻はたまらずギブアップ。ロスインゴが勝利を収めている。試合後、石井は「おいっ高橋!チャンピオンとしてのプライド、それからテメエがいつも叫んでいるジュニアヘビー級のプライド、全てぶつけて来い」とアピールすると、ヒロムは「石井智宏!お前に言葉はいらねぇ。(胸を叩いて)ここのぶつかり合いだろ?ジュニアもヘビーも関係ないだろ?見せてやるよ。俺の気持ち!真っ向勝負だ!」と叫んだ。

 NJCで優勝して、内藤哲也のIWGP二大王座に挑戦したいヒロムにとって、石井は超えなければならない壁。この日は石井が優勢に見えたが、ヒロムに秘策はあるのか?注目の準々決勝である。

新日本プロレス
『ニュージャパンカップ2020』
2020年7月1日配信
会場非公表(無観客試合)
▼6人タッグマッチ
石井智宏&矢野通&●辻陽太(13分06秒 逆エビ固め)内藤哲也&鷹木信悟&高橋ヒロム○

(どら増田)

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