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番組タナボタ昇格でも喜べない二宮和也に直撃する“視聴率バトルの嵐”

 嵐の二宮和也(36)の機嫌が、すこぶるいいという。キー局地上波で唯一、ソロMCを務める『ニノさん』(日本テレビ系)が、『誰だって波瀾爆笑』が3月いっぱいで終了するのに伴い、1時間番組に昇格するのだ。

「まさにタナボタですよ。毎週日曜日にOAされている『シューイチ』が、4月以降、午前7時30分から10時30分までの3時間番組に拡張されるんです。『〜波瀾爆笑』は、『シューイチ』の後ろに放送されていた番組だったため、終了が決定。昼の12時45分から30分だけ放送されていた『ニノさん』が編成されることになったんです。しかも、1時間にするために制作費は大幅アップ。これまでの500万円から一気に1200万円に増えるそうです」(芸能プロ関係者)

 そればかりではない。出演料も大幅増になる。

「これまでは40万円だったが、一気に100万円になるそうです。ピンの番組ですから、ギャラは総取りです」(テレビ制作関係者)

 もっとも今回、1時間番組になることで、これまで以上に二宮のMC手腕が問われることになる。

「30分番組が1時間になってギャラと制作費はほぼ2倍だが、苦労は10倍以上になります。すべてはニノのトーク力にかかっていますからね」(放送作家)

 一番の問題は、番組視聴率だ。

「『ニノさん』が放映される真裏には、爆笑問題がMCを務める『サンデー・ジャポン』(TBS系)、ダウンタウンの松本人志がレギュラーコメンテーターを務める『ワイドナショー』(フジテレビ系)が編成されている。2番組とも視聴率は10%前後。一方の『ニノさん』は、取れて視聴率5〜7%前後がいいところでしょう」(芸能プロ関係者)

 さらに番組視聴率が4%台を切った場合、即、打ち切り候補になるという。

「いくらジャニーズ事務所所属でも、日テレは打ち切りのジャッジを下すでしょうね」(前出・テレビ制作関係者)
 単純に喜んでいられるような状態ではなさそうだ。

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