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コンプガチャで怒られたグリーが “大人”を標的に虎視眈眈

 ソーシャルゲーム業界には良心などないようだ。消費者庁がいわゆる『コンプリートガチャ』を景品表示法違反であると明言し、多額の課金問題も収束するかに思えたが、どっこい奴らはシブとかった。またもやあざとい手法を使って、第二の集金マシン作りに躍起になっている。
 「業界の成長を新しく支えているのが『パッケージガチャ』です。これは200〜350枚の中からアイテムを引いていくもの。ユーザーはあらかじめレアアイテムの枚数が見えるので、ハズレを引く毎にレアカードが当たる可能性が高くなります。くじの最初の段階で当たれば割安感はありますが、そうでなければ課金をし続けることになる。中には10万円もの大金を払わされたユーザーもいます。業界としては最初に数を明確にし、金をそれなりにつぎ込めば必ず当たるということで違法性がないことを主張したいようですが…」(ゲーム雑誌ライター)

 さらに、今までは比較的若年層向けのゲームが主流だったが、新たなターゲットとして40代以上の中高年までもが狙われ始めた。それがグリーの『大相撲カード決戦』というゲーム。
 「すでに事前登録の受付が開始され、11月より提供が始まります。内容は、力士カードやちゃんこ食材を集めて自分の相撲部屋を運営していくというもの。現役横綱の白鵬や、貴乃花、千代の富士など懐かしの横綱も登場し、明らかに中高年を意識したつくりになっています。市場では新たな顧客層を開拓したとして、株価値上がりの材料になるほど。10代の若者が親の金をくすねて多額の課金をしたような事態にこそならないでしょうが、ある程度、課金に対する余裕のある層が対象なだけに、グリーもその人気ぶりにホクホクです」(前出・ライター)

 多額の課金をしてから後悔しても後の祭り。大人の対応で遊ぶことをオススメするが、大人はすぐ“大人買い”をしたがるから無理か。

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