search
とじる
トップ > その他 > 競輪人国記 和歌山(2)

競輪人国記 和歌山(2)

 マークのうまさで鳴らしていた島田優(期前)だが、特別制覇まではいかなかった。それでも貫禄十分とあって、和歌山登録だった石田雄彦の後ろは指定席だった。石田和雄(48期)はその島田優の弟子。GI、GIIにも出場している。昭和62年の宇都宮オールスターでは(2)(6)(6)(7)と初日予選を突破、47歳のいまもA1で頑張っている。
 岡本新吾(42期)は適性組で選手になった。甲子園にも出た野球出身の潜在能力をロード練習で磨きあげ、先行まくりで格上を食っていた。現在50歳だが、S2に残りチャンスがあると、頭に抜けてくる。ロングまくりの打てる選手でバック向かい風の一発は依然怖い存在だ。

 42期は24人が残っている。S級は岡本だけ。現在389勝して400勝にあと11勝。最近1着はないが広島FIでは梅沢謙芝(三重)の11秒7のまくりにピタリ流れ込んでいる。
 中村郁彦(44期)は特別競輪の常連だった。昭和62年の宇都宮オールスターでは(1)(4)(3)で優参して、滝沢正光(千葉)相手に戦っている。現在はA3とあとがない。この選手も、穴党にとってはリストに入れておかねばならない選手だった。
 中畑正彦(59期)は、粘りのあるレースでFI戦ならまだまだ狙い目がある。平成8年にはふるダビ富山で初日2着。同年のふるダビ和歌山では初日失敗したが、2勝を挙げて勝負強いところを見せている。今年の川崎GIII予選も6番車で直線中を割って高橋光宏(群馬)-遠藤貴人(宮城)の3着に入り、3連単6万2100円の穴を出している。メンバー、展開次第では注目したい。

関連記事


その他→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

その他→

もっと見る→

注目タグ