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事故多発で“自転車保険”好調

 「自転車保険」が売れている。損保各社は昨年3月までに自転車保険の販売を中止したが、新たにコンビニ店頭や携帯電話で契約できる利便性の高い保険が登場し、売れ行きが好調だというのだ。
 「知られる通り、自転車は強制加入保険がありません。損保は30年ほど前から自転車総合保険を扱っていましたが、商品への関心の低さなどから販売を取りやめたのです。ところが、このところ自転車事故が急増し、賠償額も高額化したため需要が高まってきたのです」(経済部記者)

 中高校生の自転車事故でも裁判所では責任能力を認めている。ただし、損害賠償は就職して収入を得られるようになってから支払うことになるという。
 「最も多いのは、繁華街での自転車と歩行者の接触。例えば、走行中の自転車が歩行者の主婦のショルダーバッグの肩紐をひっかけて転倒させた男子高校生には、1743万円の支払いが命じられています。一方で、加害者に支払いが命じられても一向に払おうとせず、被害者が泣き寝入りするケースもあります」(社会部記者)

 保険に入るよりも、まず安全運転だ。

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