search
とじる
トップ > その他 > 「アキバ探検隊」ホコ天再開の目途立たず “民族大移動”発生!?

「アキバ探検隊」ホコ天再開の目途立たず “民族大移動”発生!?

 いまだにショックの癒えない秋葉原無差別殺傷事件からもうすぐ1カ月が経つ。事件の舞台となった日曜日の歩行者天国は、3週にわたって中止が続き、再開の目途は立っていない。このままホコ天中止が続いた場合、アキバをホームグラウンドとするヲタクやコスプレイヤーの“民族大移動”はあるのか?

 「ほかの場所を探そうにも、アキバ以外に居場所がない。ホコ天が再開されるのをいつまででも待つつもりです。ヨソに行って“迫害”されるよりマシでしょう?」と力なく答えるのは、コスプレ歴2年の20代男性。事件前はコスプレ仲間と毎週日曜、ホコ天が始まる午後イチから出撃していたが、いまは携帯メールで連絡を取りながら夕方近くにおちあっているという。
 仲間の男性は「ゲーセンで待ち合わせることが多くなり、無駄な出費が増えましたね。街中は警察官が多いし、道端に座り込むわけにもいかない。不健康な休日の過ごし方をしていますよ」と自嘲ぎみに話した。
 都内でホコ天を実施しているのは、新宿と銀座の2カ所。20代の女性コスプレイヤーは「どっちも無理。そんなところでコスプレしても白い目で見られるだけ」と移動する気はない。
 ならば、“西のヲタクの聖地”といわれアニメや特撮モノを扱うショップが集積する中野ブロードウエイや、腐女子が集まる乙女ロードを抱える池袋はどうか?
 女性コスプレイヤーは「たまに行くけどアキバの代わりにはならない」。前出の男性コスプレイヤーは「アニメショップがあればいい、という単純な話じゃない。買い物するぐらいしかできないでしょ?」と、あきれた表情で吐き捨てた。
 どうやら、“民族大移動”は難しそうな気配である。

(写真=事件当日、封鎖される中央通り。この日からアキバのホコ天は消えた)

関連記事


その他→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

その他→

もっと見る→

注目タグ