「もともと韓国クラブは飲み代も割高。連れ出しOKの店なら5万円以上もする。それが最近の相次ぐ不法就労絡みの摘発で、客たちが二の足を踏みだしているのです」(風俗記者)
実際、関東近県では昨年から今年にかけて摘発件数が倍増。昨秋、東京・赤坂の高級韓国クラブが摘発されたのを皮切りに、今年11月には千葉市で入管法違反の韓国女性を雇っていた店が手入れを受けた。果ては同月に、新宿・歌舞伎町の韓国ホストクラブが無許可営業で摘発された。
「そのためか、歌舞伎町あたりの韓国クラブの客足は、今ではどこも昨年の3割〜4割減。この状態が長引けば、韓国系のクラブは激減必至なのです」(同)
ただ、顧客激減の原因はこれだけではないようだ。韓国は最近、反日姿勢を強めているが、中でも脚光を浴びているのが「慰安婦問題」。さらに、東京五輪の開催が決まり、これらが客足に大打撃を与えているのである。
「客の中には、連れ出しOKが大勢を占める韓国クラブを、現代版慰安婦と見て避けだした者もいる。また、五輪の影響で健全な店でも入管法に引っかかりかねないと、案内所も取り扱わなくなっているのです」(新宿の韓国クラブ店長)
こうした事情は関西でも同様のようだ。大阪ミナミの飲食店関係者がこう語る。
「宗右衛門町から三ツ寺までは“国際通り”と呼ばれ外国人クラブが密集してきたが、最近は韓国クラブが激減しとる。確かにモデル級の子はおるが、連れ出すのは危ないという雰囲気が漂っとるからや。そんな客はフィリピンパブやロシア系に流れとんのや」
ちなみに、国際通りでは韓国クラブ激減の一方で、わずかに韓国系スナック、ガールズバーが善戦しているが、こちらもトラブルが絶えないとか。
「K-POP予備軍の美女がいて、料金も1〜2万円と安いため客が入っとる。だが、こちらは連れ出し不可で、酔客とのトラブルが相次いどんのや」
反日の代償は、あまりに大きかったということか。