search
とじる
トップ > 社会 > 東武動物公園元課長が借金返済のため入場引換券9万5000枚を偽造し換金

東武動物公園元課長が借金返済のため入場引換券9万5000枚を偽造し換金

 東武動物公園(埼玉県宮代町)の偽造入場引換券を金券ショップで換金したとして、埼玉県警捜査2課などは3月25日、偽造有価証券行使、詐欺の疑いで、同園を運営する東武レジャー企画の元業務部課長の男(45=群馬県館林市)を逮捕した。

 逮捕容疑は、1月20日、栃木県の金券ショップで、偽造された「ワンデーパス入場引換券」200枚を正規の券と偽って換金し、現金10万円をだまし取った疑い。県警によると、元課長は容疑を認めており、「パチンコなどで多額の借金があり、返済のためにやった」と供述している。

 入場引換券が大量に持ち込まれた金券ショップ店員が不審に思い、同園に問い合わせ調べたところ、偽造チケットだと分かった。同園は2月21日、県警杉戸署に相談していた。

 調べによると、元課長は12年12月頃から今年にかけ、群馬県内の印刷業者に本物の引換券を持ち込み、偽造券の印刷を発注し、約9万5000枚の引換券が偽造された。そのうち、借金返済の担保としてチケットを手渡した関係先などから、約1万7000枚を押収したが、残りは東京、埼玉、群馬の金券ショップで出回っており、7万枚以上が流通している可能性がある。

 偽造されたチケットは精巧で見分けが付きにくく、本物よりミシン目が細かく、切れやすくなっているという。

 元課長は運営会社に90年に入社。業務部、経営企画部で課長を兼務していた。チケットの印刷発注は業務部で行っていたが、元課長は直接の担当ではなかったという。今年1月10日付で自己都合を理由に退職している。

 運営会社では、「お客さまや関係者に不安と、ご迷惑をおかけし申し訳ない」と陳謝。同園ではホームページで注意を呼び掛けるとともに、4月13日まで、偽造券を「入園券」として利用できる措置を取っている。
(蔵元英二)

関連記事


社会→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

社会→

もっと見る→

注目タグ