search
とじる
トップ > 社会 > PRチラシが飛びまくる便乗商売が横行の週末デモ

PRチラシが飛びまくる便乗商売が横行の週末デモ

 最近は、首相官邸近くで行われる「原発反対」のデモの様子があまり報道されなくなった。
 「いえいえ、座り込みやビラまきなど、毎日のように行われていますよ。今のデモは、ツイッターやフェイスブックで仲間を呼び込むのが基本的な形。昔みたいに『イデオロギーを統一しないとダメだ』なんてことを言われずに、気軽に参加できるのです。デートとして足を運ぶカップルも少なくありません」(反原発活動家)

 とりわけ金曜日、土曜日の「反原発デモ」は、行ってみるとわかるが、多数の警官が出張っているし、盛り上がっている。
 「若者は『原発反対』と叫んで、就職難や給料が安いうっぷんを晴らしているという心理分析もありますが、やはり今どきのデモは“楽しむ”がキーワード。優勝を争っているときの野球場のような盛り上がりを感じますね」(同)

 報道されていない部分といえば、この「反原発デモ」に便乗しようという連中が登場していることだろう。
 「デモの帰りにいろいろなチラシが配られるんだけど、反原発の本で、原発を推進した学者や東電の幹部らの自宅の住所が載っているという“噂の本”のチラシだったり、簡易放射線量測定器を複数購入で安くできるサービス紹介や、『放射能を除去する水道水』なんていう明らかにインチキなチラシを配る輩もいる。不景気とはいえ、こういう“コバンザメ商法”は見ていて腹が立つね」(デモ参加者)

 またネット上では、「反原発がうるさい」という論調の『反・反原発』サイトも盛り上がっているらしい。次第に、実際の「反原発デモ」にも“反・反”を主張するグループを見かけるようになってきたという。
 「いつか激突する日があると思っています」(前出のデモ参加者)

 今度は“反・反原発”向けに、御用学者の「原発推進理論」の本のビラが配られるのだろうか。

社会→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

社会→

もっと見る→

注目タグ