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書評「生活保護」でどこまで暮らせるか!?」碇井伸吾著、講談社

 定額給付金の支給開始に先駆け、ホームレスやネット難民らに申請方法の案内を配る自治体職員がいる。水際で支出を抑えようとする役人もいるなか、弱い人に手を差し伸べる熱血職員と言えるだろう。

 本書もまた、生活保護の申請を受ける側だった元福祉事務所のケースワーカーが、生活保護を勝ち取る術をあますことなく語ることによって弱者に手を差し伸べる。

 働いていても、住居がなくても、実は生活保護を受け取ることができる。恥を忍んであまり人前では語られない分、生活保護には意外と知られていない事実が多い。
 ケースワーカーとの面接ではどんなことが質問され、どのように答えれば良いか。マニュアル面接への反論法まで書かれた本書は、年収200万円以下の強い味方だ。(税別952円)

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