事の発端は松本の今月15日のTwitterへの投稿。〈しゃべっても。謎の事情でカットされ。。。〉と書き込んだため、ネット上で発言の真意をめぐり話題になっていた。
番組MCの東野幸治が、「カット」されたのが上原の話題だったと明かすと、松本は「フジテレビに怒ってるんですよ」と告白。
松本によると、上原の話題について事前に同局から「扱うのはなしにしてほしい」と言われたものの、「そういうの嫌やから。触れようやと。触れないと恥ずかしいで。『ワイドナショー』ってそういう番組でありたいと俺は思う」と反論。結局、収録で当たり障りのないコメントをしたという。
しかし、オンエア直前に同局からカットの連絡が。後日、同局の「とくダネ!」は上原の話題に触れていたため松本の同局に対する不快感が増しTwitterへの投稿につながったというのだ。
同局に対して、「フジテレビを愛すが故に言っているのに、フジテレビ側から若干足を引っ張られる。本当にやめてもらいたい」と苦言。自身にスキャンダルが起きた場合も「逃げずにコメントしないといけない」と誓い、最後は「一番言いたいのは、フジテレビさん、これからもよろしくお願いします」と締め笑いを誘ったのだが…。
「フジの上層部は松本が機嫌を損ねたらとんでもないことになることを肌身を持って分かっている。そのため、同番組で松本にはある程度好きなように発言させており、それがウリになって視聴率がアップ。松本に頭が上がらない」(テレビ関係者)
同局で91年12月から放送したダウンタウンの冠番組「ダウンタウンのごっつええ感じ」は回を重ねるごとに人気がアップ。いつしか、看板番組の1つになっていた。
ところが、97年10月に放送予定だった特番を、局の上層部の判断でセ・リーグ優勝決定試合の中継放送に差し替えた。
事前に連絡を受けていなかった松本は激怒。フジテレビの出演全番組の収録ボイコットをほのめかし、松本と同局との関係が悪化。結果、翌11月で番組が打ち切りになってしまったのだ。
「今の若いスタッフはその“黒歴史”を知らないので、松本に対する扱いを分かっていない。今後、松本の怒りのが収まらないような粗相があればあっさり降板するだろう」(フジ関係者)
洗いざらいぶちまけた松本に対して、ネット上では称賛の声が相次いでいる。