GACKTといえば仮想通貨『スピンドル』の広告塔として活動をしてきたが、週刊誌にスキャンダルが報じられるたびに市場価格が下がり、ついには1円を切るまで価値が落ちた。
しかし、GACKTはブログで報道を一蹴。
《ボクと同じようにスピンドルの未来を期待するホルダーとともに、今後もその成長を見守りながら海外における戦略を支援してゆく。》
《嵐の海を越えてゆく者、豪雪の山を登りきる者にしか見れない風景がある。勝ち抜く、成功するってのはそんな風景を目にすること。磐石であるべきは【揺るがない心】なんじゃないかと最近はよく思う。》
《大丈夫ですか? とたまに心配してメッセージを送ってくる人もいるが、いちいちボクがくだらない週刊誌に振り回されるようなオトコだったら誰もついて来やしない。こんなガセ報道が連日流されてもボクGACKTを信じてくれるファンや、クライアント、仲間達が大勢いる。それが何よりの証明だと思うが。》
と、強気の姿勢を崩してない。
だが、そんな強気も崩れる事態が起きている。スピンドルのさらなる市場価格の下落だ。
スピンドルは9月に入っても価格が落ち続け、ついに0.1円と価値がないと判断されるまでになってしまった。しかも、9月3日にネットメディア『デイリー新潮』で報道された《2016年にアセットコインという仮想通貨を投資家に宣伝していたというGACKTの記事》に対するスピンドルの運営会社であるブラックスター社のプレスリリースが追い打ちをかけた。
その内容は、
《この報道については、“仮想通貨” という表記から弊社がその企画・開発に関与しておりますSPINDLEとの関連性を想像させる可能性がありますが、弊社並びにSPINDLEとは一切の関係がないことをお知らせいたします。》
《この報道について大城ガクト氏並びにSPINDLEプロジェクトに大城ガクト氏を派遣した氏が役員の1人である事業会社に事実関係についての説明を要求しているところであります。さらには、SPINDLEプロジェクトのAsia Strategic Adviserである大城氏に関する一連の報道が著しくSPINDLEの社会的な信用を毀損し、プロジェクトの推進を妨害するものと判断し、厳正に対処すべく処分の検討を進めてまいります。》
と、GACKTをかばうどころか切り捨てる内容なのだ。
ネット上では「GACKT切り捨て」といわれている。GACKTと無関係を装っているが、ブラックスター社も相当に怪しい。前社長の宇田修一氏に対して、金融庁から業務廃止命令が出た。理由は改善命令を無視し続けた結果で、処分は「適格機関投資家等特例業務を廃止」だという。
こんな人物を社長にしてしていたブラックスター社も相当だが、一緒になって仮想通貨事業を始めたGACKTも責任は大きい。
どうやら観念するときが来たのかもしれない。