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爆発寸前!? 白鵬と日馬富士の不仲

 秋場所の綱取りが楽しみ、いや、心配だ。
 史上5度目の千秋楽全勝対決にもつれこんだ名古屋場所は大関日馬富士(28)が横綱白鵬(27)を一方的な相撲で敗り、1年ぶり3度目の優勝を飾った。これで来場所、綱取りに挑むことになるが、この日馬富士と白鵬の大相撲史に残る鍔迫り合いで改めて浮き彫りになったのが、2人の不仲ぶりだ。
 「事前の予想では、圧倒的に白鵬有利説が強かった。過去の対戦成績で22勝11敗と大きくリードしていただけではなく、先場所千秋楽、白鵬は7勝7敗の日馬富士に負けていますからね。ところが、いざフタを開けてみると日馬富士の圧勝で、白鵬は寄り切られた後、ダメ押しを食って土俵下まで転げ落ちています。そのときの白鵬のムッとした表情に、この2人のただならぬ雰囲気を感じた関係者は多かったのでは」(担当記者)

 この日馬富士と白鵬、同じ春日山・伊勢ケ浜一門(旧立浪一門)に属し、同じモンゴル出身で年齢も1歳違いということもあって、下積み時代は真っ黒になって稽古した仲。
 「そんな2人がだんだんおかしくなったのは、白鵬が横綱に駆け上がり、朝青龍と激しく対立するようになってからです。日馬富士は朝青龍の一番の子分で、白鵬が横綱になったとき、自分も大関になるからと太刀持ちを断った話はあまりにも有名。この名古屋場所前も元朝青龍と会食し、白鵬なんかに負けるな、とハッパを掛けられたと聞いています」(部屋関係者)

 そう言えば、2人は場所後の過ごし方、調整法も対照的。日馬富士は、「綱取りのためにも休んでいる暇はない」と、千秋楽の3日後にはもう北海道の月形温泉に移動し、伊勢ケ浜部屋の合宿に参加。さらに、青森の鰺ヶ沢合宿を経て8月4日から北海道・東北を回る夏巡業に合流した。これに対して白鵬は千秋楽の翌日にはモンゴルに帰国。夏巡業から日馬富士に借りを返す秘策をじっくり練っていたが…。
 因縁の根は深いだけに、秋場所の第2ラウンドもただではすまない。

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