ワードがトレンド入りしたきっかけとなったのは、同日に都内で行われた「SUMMER STATION 音楽LIVE」(サマステ)内で行われた公演「パパママ一番 裸の少年 夏祭り!」に出演したジャニーズJr.のグループ・HiHi Jetsのある呼びかけ。終演間際にメンバーの猪狩蒼弥が、この日の公演の盛り上がりをツイッターにも波及させるために、「日本破壊でツイートして」とファンに頼んだという。この呼びかけにファンが反応。公演終了後に一斉に「日本破壊」というワードをツイートしたため、トレンド1位となる事態となった。
しかし、この不穏なワードに事情を知らないネットユーザーからは困惑の声が殺到。また、HiHi Jetsの呼びかけが原因と知ったネットユーザーからは、「トレンド狙うならポジティブな言葉にしなよ…反日なの?」「この時勢にこんなドキッとするワードはやめてほしい」「よりにもよって8月のこの時期にこんなこと言うって悲しいしひたすら残念」という批判の声が聞かれた。
「しかし、一部ファンからは、『メンバーが日本を破壊するぐらい盛り上がるライブにしようぜっていう想いを込めたハッシュタグだからこれからも使う』『賛否集まるってことは影響力があるってこと!これも含めて伝説になる!』『誤解する方が悪い。意味も知らないで批判しないで』といった擁護の声が出ています。8月は原爆の日や終戦記念日がある月。また、日韓関係が冷え切っていることが大きな問題となっていることもあり、このようなネガティブなワードを積極的に広めようとしたHiHi Jetsに呆れ声も集まっているようです」(芸能ライター)
トレンド1位となった通り、公演自体は盛り上がっただけに、多くのファンからは「さすがにこのワードは駄目だったよね」「次からは再考したほうがいいと思う」といった自戒を求める声も聞かれていた。