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“肉うどん娘”女子プロレスラー栗原あゆみの野望

 低迷する女子プロレス界に千葉マリンスタジアムから、女子プロレスラー・栗原あゆみ(フリー、24)が“肉うどん”を叫ぶ! どんな形でも女子プロ界を復興を誓う栗原は、昨年2月から千葉マリンスタジアム内のうどん屋のモデルになった。あれから1年ちょっと…。今では、野球ファンの間でも栗原人気が上昇中だとか…。

 −−肉うどんのモデルになったきっかけは?
 「最初、知り合いの方から野球の始球式の話が入ってたんですよ。その時、鎖骨を骨折していたので投げられなくて…。でも、同時にうどん屋さんの話も来てて、うどんなら持ち上げられるということでやりました」

 −−その後、始球式は?
 「ないですね。来ればぜひやりたいんんですけどね」

 −−野球は昔から好き?
 「いいえ…。小さいころから見てたという記憶はないんですよ。やったこともなかったし。でも、話をいただいてから、何でもやらなきゃいけないというのもあったし、興味も持ったので野球をやるようになりました。最初はルールも知らなかったんですよ。けど、知り合いの田村潔司さんがチームを持っていた関係で教えてもらいました。すごい楽しいですね」

 −−実際、この肉うどんは食べましたか?
 「食べました。即席で出すとこって肉が少ないかな、ってあまり期待をしてなかったんですけど、意外にボリューム満点なんですよ。麺いっぱい、玉ねぎや肉もいっぱい。私、すごい大食いなんですけど、500円で大満足の味と量でした。ぜひ、みなさんもマリンスタジアムに行った時には、食べてみてください。ちなみに、ドリンクはアメリカンサイズで飲みごたえがありますよ。併せてどうぞ!」

 −−ロッテファンが集まるライトスタンドにあるんですよね。ロッテファンがあゆみファンになっちゃったんじゃないですか?
 「ロッテファンの中でちょっと有名になってるらしいです(笑)」

 −−そういうモデルの仕事というのはどうですか?
 「デビューのころは、興味がないわけじゃないけど、プロレスもできないのにそういう仕事はやりづらいと思ってました。でも、今は、出て行かなきゃって、プロレスを見に来てもらわなきゃって思ってます。デビューしたてのころは、リングで試合するだけで、いっぱいいっぱいでした。でも、今は女子プロレスを広めたいし、同時に女子レスラーの栗原あゆみを宣伝したいって気持ちですね。特に今は、テレビでもやってないので、一般の人に試合をしてるというのが伝えられないじゃないですか。女子プロレスは頑張ってる。栗原も頑張ってるって知ってもらわなきゃ、今後、女子プロレスの先はないですよ。だから、自分は出られるなら何でもやりたいです」

 −−デビュー丸4年で自覚し始めたわけですね。
 「ビーチバレーでは浅尾美和選手、バドミントンではオグシオとか同世代がスポーツ界を盛り上げてるんで、自分は女子プロレスを盛り上げたい。徐々にではあるけど、前に進んでると思うので、今年は覆面レスラーにも挑戦したいし、8月にはメキシコ遠征もするんです。A☆YU☆MIの名前でやるんですけど、いろんなものを吸収したいですね。マスクウーマンになったら、ガラリと大人の味を出すスタイルにも挑戦してみたい。素顔の栗原あゆみといいとこ取りをして、互いに成長したいです。で、ゆくゆくは栗原あゆみを有名にしたい。女子プロブームは、私が起こします!」

 本紙で「スキスキマリーンズ」を連載している森田仁さんからもエール!
 「栗原さんがモデルになっている『ガナドール』の肉うどんといえば、甘めの味に、肉たっぷりでボリューム満点のうどん。子供から老人まで満足できる、まさに野球観戦向きのフードなんです。」と太鼓判を押し、「栗原さんとはお会いしたことはないけど、肉うんどん同様、幅広いロッテファンに親しまれていて、かなりカワイイという評判は聞いてますよ。今度ぜひ、マリンデートしてくれないかな。一緒に肉うどんを食べながら、マリーンズを応援したいですね」と栗原のかわいさにメロメロだった。

 栗原あゆみは、匂いフェチだ。
 もともと、香るものを集めるのが趣味ではあったが、最近では洗濯で使用する柔軟材にもこだわっている。
 「まず、柔らかさにこだわりがあるんですよ。以前は、ダウニーのピンクにはまってたんですけど、今はソフランですね。ソフランにもいろいろあって、今、使っているのは選りすぐりの3種類。最近はアロマ入りも出たんです」と誇らしげ。
 どうやら、柔軟材は気分によって香りを変えるらしい。
 その他、アロマは4種類ほどあり、試合前の戦闘モード用やお家リラックス用、就寝用などがある。特に、試合前のものは、引退した大向美智子から譲り受けたもので、大のお気に入りだ。
 「まだまだあるけど、無くなったら、また大向さんに連絡しなきゃ!」と今から大慌てだ。リングの上で、集中力の切れる香り攻撃を受けたら、さあどうなる? 匂いフェチの栗原あゆみの弱点、そこにあり!

 栗原あゆみは、匂いフェチだ。
 もともと、香るものを集めるのが趣味ではあったが、最近では洗濯で使用する柔軟材にもこだわっている。
 「まず、柔らかさにこだわりがあるんですよ。以前は、ダウニーのピンクにはまってたんですけど、今はソフランですね。ソフランにもいろいろあって、今、使っているのは選りすぐりの3種類。最近はアロマ入りも出たんです」と誇らしげ。
 どうやら、柔軟材は気分によって香りを変えるらしい。
 その他、アロマは4種類ほどあり、試合前の戦闘モード用やお家リラックス用、就寝用などがある。特に、試合前のものは、引退した大向美智子から譲り受けたもので、大のお気に入りだ。
 「まだまだあるけど、無くなったら、また大向さんに連絡しなきゃ!」と今から大慌てだ。リングの上で、集中力の切れる香り攻撃を受けたら、さあどうなる? 匂いフェチの栗原あゆみの弱点、そこにあり!

 くりはら・あゆみ 本名・栗原亜弓。1984年7月13日、東京都三鷹市生まれ。O型。164.5センチ、59キロ。AtoZやMS Styleでの練習生時代を経て05年4月24日、ディファ有明大会でのGAMI戦でデビュー。07年7月のNEO後楽園ホール大会で右鎖骨を骨折し、長期欠場に追い込まれるも、昨年12月に復帰を果たした。現在はNEOやWAVEを主戦場に、フリーとして奮闘中だ。なお、実家はプロレスラーの常連店として有名な東京・神楽坂の「焼肉ハウス三宝」。

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