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石原良純『スーパーニュース』降板で囁かれるコネタレントの末路

 気象予報士・石原良純が『スーパーニュース』(フジ系)を3月末で降板、なにかと囁かれている。

 97年に気象予報士に合格、『スーパーニュース』のレギュラーになった。
 「オリコンでは04年から連続3年で『好きな気象予報士』トップに選ばれたほどの人気者でした」(テレビ雑誌編集者)

 なぜ、降板に追いやられたのか。
 「父親の石原慎太郎が東京都知事をやめて『維新の会』の共同代表になり、先日、軽い脳梗塞で倒れた。政治力が以前よりかなり弱まったのは否めません。フジも良純の利用価値はないと考えたに違いありません」(業界事情通)

 また、実弟で衆院議員に返り咲いた宏高氏の選挙違反疑惑が浮上していることもあろう。大手遊技機メーカー『ユニバーサルエンターテインメント』(UE社)から社員3人の派遣を受けた問題だ。「事務員等」として東京都選挙管理委員会に届け、それぞれに報酬を支払っていた。これが違反になるとみて、大きな問題になる前に更迭したとみる関係者は少なくない。

 残ったレギュラーは『モーニングバード』(テレ朝系)のみで、ほかに『ぴったんこカンカン』(TBS系)など不定期出演番組が6〜7本ある程度。
 「良純が目立ったのは気象予報士として出ていた『スーパーニュース』だけだったから本人はショックでしょう」(芸能界事情通)

 ほかの収入としては、NTTタウンページ、ゼリア新薬(コンドロイチン)などCMが3本あるが、露出減とともになくなっていくに違いない。

 それにしても、フジにレギュラーを斬られ、51歳になる良純は今後、どうするのか。
 「妻が皮膚科医だし、個人としても稼いできて貯金もかなりあるはず。だから、すぐに次のレギュラーを決める必要もない。ただ、兄弟で政治家でないのは良純と末弟で美術家の延啓氏。世間体もある良純は、テレ朝と日テレのバラエティーにセールスをかけているようです」(前出・芸能界事情通)

 コネで生きてきた良純氏、いまが正念場だ。

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