C 父親に「私はあなたにレイプされた」なんて言うほど強烈に洗脳されていたわけだから、脱洗脳は簡単じゃないよ。もう日常生活に支障はないくらいには回復しているそうだけど、脱洗脳に協力しているといわれる苫米地英人氏が総選挙に出馬していたくらいだし、仕事復帰はまだ先だろう。
B ただ、すぐバラエティーは難しいだろうけど、女優としてなら可能性はある。所属の松竹芸能も全面バックアップを公言しているし、一部では樹木希林との共演なんて話も出ているね。
A 対照的に所属事務所のトラブルで芸能生命の危機に瀕しているのが小林幸子。結婚相手の意見を受け入れて長年支えてくれた事務所社長を切ったところ業界から総スカンを食らい、とうとうNHK紅白まで落選してしまった。
C 背景には芸能界特有のパワーゲームが見え隠れしていて、小林に切られた元事務所社長が芸能界のドンに泣きついたことで、テレビやスポーツ新聞が一斉にバッシングに走ってしまったからね。小林も昔のツテでNHK幹部に直訴までしたようだけど、どうにもならなかった。
B 今年は美川憲一にも同じく事務所の独立騒動が浮上していたけど、対照的にこっちは美川の完全勝利。給料未払いや使い込みなど事務所側に問題があったわけでこの結果は当然なんだけど、一連の騒動では芸能人にとっての所属事務所の重要性が改めて浮き彫りになったといえるね。
D ところで、バッシングといえば生活保護不正受給問題で槍玉に挙がった次長課長の河本準一も騒動の後遺症が深刻だ。謝罪会見に、お金も返還したことでケジメは付けた形だけど、人気だった家族ネタを封印されてしまいバラエティーでも元気がない。ここにきてドンドン番組が減っている。
B プライベートでも人目が気になって遊びにも出れずストレスが溜まるという悪循環。後輩芸人が本気で自殺を心配するほど塞ぎこんでいるそうだ。オマケに河本叩きの急先鋒だった議員の片山さつきが生活保護問題に関する本を書いているそうで、出版されればまたぞろ問題が再燃しそう。
A 同問題ではキングコング・梶原雄太の名前も出ていたけど、吉本興業は頭の痛い問題が頻発している。他にも尾野真千子との不倫疑惑が報じられたほっしゃんの離婚が発覚したり、雨上がり決死隊の宮迫博之が胃がんで手術するなど今年は踏んだり蹴ったり。元気なのは藤田紀子との密会をスクープされたピース・綾部祐二くらいか(笑)。
D そういえば間の悪いことに、渡辺二郎と極心連合会の橋本弘文会長が逮捕されるという事件も起きていて、大崎洋社長がラブコールを送った島田紳助の復帰話も暗礁に乗り上げているようだ。
A しかも、ここにきてオリエンタルラジオの“チャラ男”こと藤森慎吾とTBS・田中みな実アナの熱愛が「バーターによる捏造」だったと『週刊文春』にスッパ抜かれている。なんでも藤森が一般女性を妊娠させるトラブルを起こしたことをフライデーがキャッチしたんだけど、吉本興業が交渉してこの記事を押さえる代わりに、田中との熱愛報道を仕込んだって話だ。吉本側は文春を訴えると息巻いているようだし、ヤラセといわれたフライデーも黙っていないはず。今後は吉本、TBS、フライデー、週刊文春を巻き込んだバトルに発展しそうな雲行きだ。
B 事実関係はまだハッキリしないところがあるんだが、一つだけハッキリしているのは田中みな実の図太さだね(笑)。会社の要請で藤森の尻拭いをさせられた形だけど、熱愛報道が出た後もテレビで涼しい顔で見事に自分のキャラを演じ続けていた。まさに演技賞モノだ。
C 田中の本命はデートを報じられたAD君という噂だけど、本当に肝っ玉が据わっている。女子アナ界では中野美奈子、平井理央といった人気アナが相次いで結婚退職したこともあってまさに戦国時代だけど、田中なら女王・加藤綾子にも十分に対抗できそうだ(笑)。