「“スマスマ”の今年の上半期の平均視聴率は13.59%と及第点なんですが、とにかく制作費がかかりすぎる。昨年の6月から、打ち切りの話が具体的に上がり出したんです」(フジ制作スタッフ)
フジは昨年6月の人事で編成制作局長にA氏を48歳という若さで大抜擢した。A氏は“スマスマ”を立ち上げたディレクターだったことから、この人事は“スマスマの幕引き人事”とも言われている。
「加えて、ジャニーズはSMAPのチーフマネジャーの飯島三智女史と藤島ジュリー景子副社長の力関係が逆転してますからね。条件次第では打ち切りを飲むと思います」(ジャニーズ事務所の内情に詳しい大手プロ幹部)
“アイドル王国”と呼ばれるジャニーズ事務所はジャニー喜多川とメリー喜多川の弟姉で作り上げたが、ともに80歳を超える高齢で、以前から“後継者争い”の行方が注目されていた。
「メリーの長女の藤島ジュリーが継ぐと言われていたんですが、メリーが“この子たちは売れない”と、当時デスクだった飯島女史に預けたSMAPが大ブレイク。マネジメント力も求心力も飯島女史の方が上だということで、“後継者争い”は混とんとしていたんです。ところが、4年前の草なぎ剛の“泥酔全裸事件”で飯島女史が管理責任を問われ、その後、ドラマや映画で“SMAP神話”が崩壊し、力関係が逆転。藤島ジュリーがジャニーズの“後継者”に決まったと言われています」(芸能関係者)
フジは“スマスマ”打ち切りの条件として、2時間のジャニーズ枠を編成。『嵐』か『関ジャニ∞』の冠番組を用意したという。
「2組とも藤島ジュリーマターですからね。この条件なら“スマスマ”打ち切りは飲むと思いますよ」(前出の大手プロ幹部)
アイドルの世代交代は時代の流れかもしれない。