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テレビ界も動揺するSMAPの危機

 SMAPの中居正広(42)が司会を務める深夜の音楽番組『UTAGE!』(TBS)と、4月からスタートする木村拓哉(42)主演のドラマ『アイムホーム』(テレ朝)の行方が注目されている。
 「中居の歌番組は視聴率が悪く、打ち切りが噂されている。キムタクのドラマは視聴率20%を課されている。中居とキムタクがコケたら、SMAPはジャニーズ事務所から追い出されるかもしれません」(音楽プロデューサー)

 『週刊文春』(1月29日号)に掲載されたロングインタビューで、ジャニーズ事務所の“女帝”と呼ばれるメリー喜多川副社長が、事務所の後継者に一人娘の藤島ジュリー景子副社長を指名。テレビ局への対応について、SMAPのマネージャーのI女史とジュリー氏の2人体制から1人体制にすると発言したことで、テレビ局は一斉にジュリー氏に擦り寄り始めたというのだ。
 「ジュリー氏に付いた方がメリットがあると考えたのでしょう。I女史と“蜜月関係”とされたTBSとフジテレビは、ジュリー氏の担当になった。結果、TBSでは中居の番組の打ち切りが検討され、キムタクはフジからテレ朝のドラマに出演することになったのです」(夕刊紙記者)

 フジでは現在も『SMAP×SMAP』や3月中は草なぎ剛主演のドラマ『銭の戦争』を放送。夏にはキムタク主演の人気ドラマ『HERO2』の映画化が公開されるが、状況は一変。
 「ジュリー氏は以前からフジの人事にも影響力を及ぼすようになっていたのですが、メリー氏の発言でさらに勢いを増した。『アイムホーム』で低視聴率を取ればI女史が責任を取らされる。ジュリー氏のI女史への嫉妬は想像以上に強いですからね」(テレビ関係者)

 テレビ界への影響はしばらく続きそうだ。

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