「実は、いくらなんでもワースト記録の更新はないとテレビ界では見ていたんです。世間で低視聴率と話題になったドラマは逆に注目度が増し、持ち直すのがこれまでの相場だったからです。でも実際に終わってみれば、全話平均は8.5%。最低視聴率記録を出した前クールドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』の9.7%を遥かに下回ってしまった」(テレビ関係者)
この一報は、瞬く間にテレビ界に広まったという。そのあげく、付けられてしまったのが低視聴率俳優というレッテルだ。
「フジを筆頭に、テレ朝、TBS、日テレ、あのNHKからも番組企画書の出演者想定欄から福山の名が消されたのです。ギャラばかりが高く、視聴率が取れない彼は起用に値しないという理由です」(芸能事情通)
ちなみに福山のドラマ出演料だが、民放に出演した場合、1本最低300万円〜が相場。'10年に放送されたNHK大河ドラマ『龍馬伝』で主演を務めたことで、一気に出演料が高騰したという。
「フジにいたっては今回、1本500万円〜を支払っていたそうです。赤字も赤字。局プロデューサーは左遷が決まったらしい」(同)
気になるのは、出演することで上下する福山の潜在視聴率だ。以前は12%超えを記録していたのだが…。
「驚きました。吹石一恵と結婚したことで5%台。現在は3%を切ってしまっているんです。これは不倫相手に子供を産ませるファンキー加藤レベルの話ですよ」(芸能プロ関係者)
“福山危機説”がいよいよ真実味を増す中、テレビ界で密かに話題になり始めているのが、福山の猛烈売り込みだという。
「福山は基本、ドラマ以外には出演しないことで有名だったんです。ところが、バラエティー番組にも売り込みを掛けてきているんです」(前出・テレビ関係者)
その理由について解説するのは、某キー局で活躍するドラマプロデューサーだ。
「すべては10月に公開される映画『SCOOP!』のPRにつながる売り込みなんです。噂では配給元は8〜9月頃の公開を予定していたとか。でも、月9ドラマの低視聴率イメージがついたまま、映画公開に突入するのはさすがにまずい、と10月に延期されたというんです。前売り次第では、さらに延びるなんて話も」
映画の興行成績次第で、福山の役者としての未来が決まるという。本当の正念場はこれからだ。