11月22日、好評のうちに終了した連続ドラマ「ジャッジII 島の裁判官奮闘記」(NHK)。
「主役の裁判官を演じた西島秀俊のきまじめさもよかったですが、弁護士役で出演していた浅野温子の存在も大きかった。実は彼女のひとり息子がNHKのアナウンサーになっていたことが最近明らかになったのです」(芸能リポーター)
1980〜90年代にかけて「あぶない刑事」(日本テレビ)、「パパはニュースキャスター」(TBS)、「101回目のプロポーズ」(フジテレビ)といった人気ドラマに多数出演。浅野ゆう子とともに“W浅野”と呼ばれ、トレンディー女優の名を欲しいままにした浅野温子。
そんな中、83年にコピーライターで作詞家としても知られている魚住勉氏と結婚。翌年、長男を出産したが、その長男が今年NHKにアナウンサーとして入局したというのだ。
「岡山放送局の魚住優アナウンサーです。学生時代はバスケットボールをやっていた背の高いイケメンアナウンサーです。今年7月に岡山に着任し先日、念願のニュースデビューを果たしたそうです。浅野は密かに当日のビデオを取り寄せてチェックしたそうです」(芸能ライター)
実は魚住アナ、スポーツ新聞社から転職してアナウンサーになったという異色の経歴の持ち主なのだ。
「記者志望で入社したものの、その望みは叶えられなかったようで、1年で転職を決意したようです」(芸能リポーター)
ここ数年、浅野は女優業と並行して、日本神話を題材にした“ひとり語り”の舞台をライフワークにしている。
「言葉だけで、観客にメッセージを伝える母親の姿に、魚住アナも少なからず影響を受けたかもしれませんが、浅野は公の場で息子のことは一切話しません。件のドラマの収録中も、息子のことは話題にしなかったそうです。ただ、NHKのアナウンサーは、各放送局への異動が宿命になっているので、健康だけが唯一の心配になっているようです」(芸能ライター)
芸能界は今なお、二世ブームだが、浅野親子の場合は、ちょっと異色といっていいだろう。