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シズちゃん五輪消滅はよかった!?

 ロンドン五輪のボクシング女子ミドル級出場を目指していた、南海キャンディーズのシズちゃんこと山崎静代(33)の五輪出場が、完全に消滅した。
 「シズちゃんはパンチが重いですが、スピード、瞬発力、ディフェンスの技術に欠けるのが欠点。アメリカなどは選手層が厚く、スピードとパワーを兼ね備えた選手が少なくない。もし五輪に出場して、そうした選手と対戦したら、玩具にされかねませんでした。ボクシングは食うか食われるかの格闘技。お笑い芸人が芸能活動の片手間でできる競技ではない。少なくとも玄人筋のファンはそう見ていますよ」(スポーツライター・織田淳太郎氏)

 アマチュアボクシング連盟の事務手続きの不手際を指摘されたが、不出場が決まってむしろ良かったではないか。加えて、シズちゃんは体に爆弾を抱える身。2年前には頭部のMRI検査で脳に影が見つかり、再検査を受けた結果、何もなかったことを強調しているが、周囲の心配は変わっていない。
 しかし、本人は4年後のブラジル・リオ五輪を目指す覚悟の様子。そもそも、ボクシングで二足のわらじが履けるものなのだろうか。
 「もしリオ五輪を本気で目指すなら、世界レベルの猛特訓で肉体改造しなければならない。東南アジアはレベルが低過ぎるので、選手も五輪レベルに達していませんからね」(同)

 芸人のままが得策か。

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