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鶴瓶師匠の息子・駿河太郎の黒いおしっこ伝説

 人気落語家・笑福亭鶴瓶(59歳)の長男・駿河太郎(33歳)が、とんでもない大抜擢を受けた。10月3日からスタートするNHKの連続テレビ小説『カーネーション』の主演を勤める尾野真千子(29歳)が演じるヒロインの夫役に選ばれたのだ。鶴瓶師匠の熱狂的なファンが多い関西では、この話題で持ちきりである。

 NHKの連続テレビ小説の夫役といえば『ゲゲゲの女房』で、水木しげる役を演じた向井理がブレイクをはたし、一躍売れっ子俳優に伸し上がったのが、記憶に新しい。今回の抜擢で、駿河太郎も俳優としてステップアップする可能性が高く、父親の七光りではなく、自らの力で芸能界で地位を確立するチャンスと見られている。

 この駿河太郎だが、関西の鶴瓶ファンの間では赤ちゃんの頃から有名である。実は悪戯が大好きな鶴瓶師匠によって、ある悪戯騒動の主人公になったことがあるのだ。

 太郎が赤ちゃんの頃、悪戯心がわきあがった鶴瓶師匠が筆と墨をつかって、太郎の局部を黒く塗ってしまった。そのまま何食わぬ顔でおむつを戻しておいたのだが、数時間後、おしっこで濡れたおむつを取り替えようと鶴瓶師匠の奥さんが太郎のおむつを脱がした。その瞬間、奥さんは悲鳴をあげて鶴瓶師匠を呼んだ。
 「あっ、貴方大変よ」
 「どないしたんや」
 「太郎が、太郎が黒いおしっこをしている」
 この後、真相を暴露した鶴瓶師匠が奥さんからこっぴどく怒られたことは言うまでもない。

 だが、この微笑ましくも面白い黒いおしっこ伝説の主人公であった赤ちゃんが、NHKの連続テレビ小説の主要人物を演じるとは、感慨深い鶴瓶ファンも多いことであろう。駿河太郎を応援したいものである。

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