水谷不人気説の第一の根拠が、回を重ねるごとに右肩下がりを続けている映画版『相棒』の興行成績。
「映画版『相棒』第1作が44.4億円、第2作は31.8億円、そして昨年公開された3作目は20.1億円。『相棒』コンテンツのマンネリ感が出てきたため、視聴者から飽きられ始めているんです」(事情通)
実は、水谷が主演しコケたのは映画『相棒』だけではない。テレ朝が異例のPR体制を敷き、GWを狙って公開された映画『王妃の館』も、見事に空振りに終わった。
「製作費10億円で回収できたのはたった3億円。担当プロデューサーは更迭されるそうです。映画は、水谷のシナリオハンティングで決まった企画。ロケ地も水谷の希望を優先し、ヨーロッパが舞台になった。それがこの結果です。しかも、水谷主演の映画がコケるのは映画『愛しの座敷わらし』に続いて2度目。製作元のテレ朝にとっても大打撃です」(芸能関係者)
しかし、本来なら主演話など二度と舞い込むわけがないのだが、こと水谷となれば話は違ってくるのだという。現在のテレ朝にとって水谷はいまだに“皇帝”として崇められているからだ。
「テレ朝浮揚の最大の功労者だから切れない。一時は『相棒』で殉職してもらい卒業するといった極秘プランもあったんですが、なぜか当時の担当プロデューサーが更迭されてしまった。いまだにドラマ一本500万円〜、映画は一本2000万円の出演料を手にしています」(同)
“皇帝”の限界は近い。